No.37「二十四節気」
〜 部長リレーコラム 〜
No.37「二十四節気」
四季の豊かな日本の中でも、とりわけ北海道ははっきりとした四つの季節が巡ってくるように思います。今年は少し短く感じた冬も、まもなく次の季節へと切り替わっていきますね。芽吹きや暖かさといった印象からでしょうか、春の季節を嫌う方は少ないようにも思います。
かつての日本では、四つどころか二十四もの季節があり、ほぼ十五日周期で新しい季節が巡ってきたそうです。今も残る言葉としては、立春、春分、秋分、夏至、冬至など、現代社会でも馴染みのある言葉かと思います。
二十四節気の詳しい成り立ちまでは分かりませんが、一年の中に二十四もの「季の節」を感じた昔の人の感性に敬服いたします。それほどまでに、日本の季節は表情が豊かなのでしょうね。時代が変わっても、こと季節に関しては今も昔もさほど大きな違いはないと思います。
気忙しく過ごしてしまいがちな毎日ですが、北海道にも確かに存在するであろう二十四もの季節を、普段から感じられるゆとりを持ちたいものだと思います。
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