No.222「坐って考えてみた」
〜コラム 〜
No.222「坐って考えてみた」
先日青年部研修会で伊達市の大雄寺様を会場に坐禅体験を行いました。道内各地から沢山の方に参加して頂き思った以上の盛会となりました。
参加者の皆さんが真剣に坐っている姿をみていると「坐禅とは何のためにするのですか?何かメリットがあるのですか?」と以前聞かれた事を思い出しました。色々な言い方があるとは思いますが、私は「坐禅をすることは心のデトックスです」と答えています。
普段私たちが生きている中では自分の周りで自分の都合に関係なく良いこと悪いこと色々な事が起こり、同時進行で対応していかなければなりません。知らず知らずの内にどんどん心に荷物を背負って行ってしまいます。
坐禅をする際には「坐る事に集中する・何も考えない」ことを第一とすると教えられます。実際には何も考えないということは難しいですから、考える(思いつく)ことは構わないが、それを追いかけない、放っておくというふうに教えられます。色々考えてどんどん重くなる心をリセットして心を軽くするのが坐禅です。
一つの事に集中する(坐る)事が大切である事、これを普段の活動にどうやって生かすかと考えると、出来ることを一つ一つやっていくことではないかと思います。
当青年部も少人数での活動を余儀なくされていますが、出来ることを一つでも良いから行っていくつもりです。
まずは来年も研修会を実施することでしょうか…