No.211「綻び」
〜コラム 〜
No.211「綻び」
新型コロナウィルスに振り回されて3年余りが経ちますが、3月からはマスクの着脱は個人の判断に委ねられ、5月からはインフルエンザと同様の5類へ変更の方針となっています。
とはいえ、まだ油断は禁物かもしれません。
昨年度までの3年間、当青年部は残念ながらほぼ無活動となっておりました。総会も一昨年に青年部会員のみで行ったものの他の年度は書面開催。行事は昨年末にようやく青年部会員内の懇親茶会を行いました。
3年振りの茶会は皆が対面での楽しさ、嬉しさを噛みしめていました。とりわけ、せっかく青年部に入会したのに程なくコロナ禍に突入したため、殆ど青年部の活動を経験させてあげられなかった学生さんがとても喜んでくださり嬉しく思いました。その学生さんはこの3月に卒業し当地を離れることが決まっていたため、最後に茶会ができて安堵の気持ちもありました。
今年度も様子を見ながら、また、感染対策を継続したうえで・・・となるのでしょうが、行事を行っていく予定です。コロナ禍前と全く同じとはならなくとも、この3年間で得たものは決してゼロではありません。様々な形で柔軟に対応しながら活動をしていくことになるのだと思います。
年々桜前線の到達が早まっており、観光名所にある桜はもう蕾をつけていました。自分が知る限りで一番早く咲く桜は既に何輪か咲いていました。現在の青年部の活動状況もまさに花が綻びかけている状態なのかもしれません。満開の花が咲き誇るように活動できるようになることを願わずにはいられません。