No.100「続・目覚めの春」
〜 コラム 〜
コラムNo.100「続・目覚めの春」
北海道の冬が終わり、ようやく春が訪れようとしています。ネコヤナギのやわらかな毛が春めいてきた青空に映えて、暖かな気持ちの良い日が多くなってきました。
昨春のコラムに、拾ったクルミの実を鉢に植えたところ、芽が出て大きく育ったことを書きました。昨年は7cmほどの細い幹だったクルミですが、今年の冬越しの際には30cmほどの高さにまで伸び、幹も1cm弱の太さに・・・1年でこんなに大きく育つなんて、びっくりです。
最近になり、また1枚、2枚・・・と葉をつけ、枝を広げ始めました。あの小さな体の中に、春が近いことを感じているのですね。
昨年「育った実でお抹茶に合うお菓子を作ること」が夢だと書きました。書きながら、実際には難しいかなと思っていましたが、もしかしたらもしかすると!ですね。実をつけ始めるのは根付けから約10年後だそうですので、それまで枯らさずに頑張って育ててみようと思っています。