No.180 「北海道冬の茶花」
〜コラム 〜
No.180 「北海道冬の茶花」
北海道の各地に雪の便りが届くころとなりました。北海道ブロック創立 50 周年記念大会 がオンラインで盛会に終わりましたこと、お喜び申し上げます。
さて、緊急事態宣言が解除され、感染者数も落ち着き、少しずつ日常に戻りつつあります。青年部会員だけではありますが行事を行うようになってきました。皆さんの顔を見て行事ができることが、こんなにも嬉しいことなんだと感じております。新たな変異株も出てきており、このままの日常に戻れるのか心配はつきませんが、今できることを一つずつ行って行きたいと思います。
今年は夏が暑かったせいで、炉の時期の茶花、椿のできがよくないそうで、なかなかいいものが手に入らず困っています。北海道は炉の季節になるとほとんどの花が終わり、本当に花を生けるのが難しい時期になります。今はお花屋さんがあるので、いろいろな花を取り寄せることもできるし、あまり苦労はありませんが、昔はどうしていたのかと思います。我が 家では、日が当たりやすいように垂木いすの上に鉢をならべて椿の鉢植えを育てています。何年たってもなかなか木が太く大きくなりません。
椿の木同様、青年部活動も時間をかけて、肥料をやり、鉢替えをし、ゆっくり大きく育って行くように、みんなで協力して手入れをして行くことが大切なんだなと感じております。