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No.94「私と茶道」

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〜 コラム 〜

コラムNo.94「私と茶道」



早いもので、お茶を始めて10年が経ちました。
その間に、結婚し、母になり、私の周りの環境はどんどん変わりました。
赤ん坊だった娘を横に寝かせて復帰したお稽古も、だんだんと目が離せなくなり、おんぶしてお点前のお稽古をするようになりました。
そのうち、おんぶした娘の足が床に着くようになり、幼稚園に通うようになり・・・
再び、1人で通うことが可能になった時、爽快さと一緒にほんのちょっとの寂しさを感じました。

お茶室は、湯の沸く音、柄杓を蓋置に置く音、お湯や水を注ぐ音、茶筅を振る音などなど、それらの音によって静けさを感じさせます。
それに加え、私の先生のお社中では、朗らかな笑い声も響きます。
また、お香やお炭、お茶の香り、目を見張るお軸や素敵なお道具、お茶碗の手触り、口当たり、そして何より、美味しいお菓子とお茶。
五感が全て満たされる、こんな贅沢な時間は、日常ではなかなか経験することができません。
先生のお宅に一度足を踏み入れると、慌ただしい日常を忘れて、お茶に集中することができます。
今日もまた、仕事や育児などをとりあえず放り出し、お稽古に向かうのです。

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