No.57「茶花」
〜 コラム 〜
No.57「茶花」
3月、今年も無事に、支部親先生をはじめ、幹事の皆さんをご招待して、第1回青年部総会と歓送迎会茶会を終える事が出来ました。茶会のお道具やお菓子、お花と少しでも春を感じて頂こうと、毎年、年があけると、青年部で準備が始まります。
3月上旬に春とはいえ、北海道は、あたり一面、白一色の雪景色、時には、吹雪のなか、足を運んで頂き、先生方の中には、「明日は青年部の総会だから、吹雪くぞ、と家族に言われるのよ」そんな会話も度々あります。親先生にもご協力頂き、お道具と準備が進む中、いつも「青年部の総会です。お花を宜しくお願い致します」と電話1本で快く引き受けて下さるのが、青年部卒業生先輩のお花屋さんです。青年部の総会時期の茶会のために、椿の鉢植えで蕾をつけた方に声をかけて頂いたり、総会の日に合わせて地下に保管したり、玄関に出したりと、蕾を良い状態に調整して当日にお花を用意して頂いています。
茶道でのお花を知らないとなかなか出来ることではありません、そんな、ご用意頂いた花を眺めて、茶会の半東をさせて頂きますと、本当に外では、まだ寒く、一面の雪景色の中、ほっこりとあたたかい春の気分にさせていただく事が出来ます。
今年度も、受け継がれてきた青年部を盛り上げて、感謝の心で過ごしていきたいと思います。