No.09 「大寒」
〜 部長リレーコラム 〜
No.09 「大寒」
寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
大寒は二十四節気の一つで最も寒い頃とあります。道内では比較的温暖な地域である当地においても氷点下の日が続き、ことさらに火のぬくもりが恋しく感じられます。
この時期に行なわれるものとして大炉があります。薄茶では筒茶碗が使われることもあります。少しでも温かく過ごしていただければというご亭主のお気持ちを、お茶碗をいただいた両手からじんわりと感じることが出来、大好きなお手前の一つです。昨年部長となってから、先生方をはじめ青年部会員他多くの方々にささえられて一年が過ぎました。その間たくさんのやさしさや思い,お力をいただき、貴重な経験もさせていただきました。私の手はあまりに小さく、いただいたものの半分も本当には受け取れていないかもしれませんが、いただいたものをこの手にしっかりと感じ今後に生かせるよう、又次に伝えていけるよう精進していきたいと思います。
寒いからといって籠もってばかりではいけないと久しぶりに遠出をしました。思いがけず枯れ木越しですが、馬を見ることが出来ました。今年は飛躍の年にできたらと思います。馬が見ているのは雪間の草でしょうか。
もうすぐ立春ですね。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━