No.138「啐啄同時」
〜コラム 〜
コラムNo.138「啐啄同時」
先日子どもを連れて温泉が湧く川に遊びに行きました。高温の源泉がそのまま川岸に湧いているので、卵を茹でたその場で食べて楽しむというものです。
子どもに卵の殻を剝いてあげているときにふと、啐啄同時の言葉を思い出しました。雛が卵から産まれる際に雛の立てる音を聞いて親鳥が卵の殻を破る手伝いをするという話です。
私の所属する青年部は少数精鋭…と言いますか少人数のため、活動を行うには親支部の先生やOBの方々の力添えが必ず必要となります。
人数が少なくなかなか活発な活動はできないかもしれませんが、皆様にお茶の楽しさを伝え、一人でも興味を持ってお茶の世界に入って頂けるよう、親支部の先生やOBの皆さんと啐啄同時の心を持って一丸となって活動を続けてゆきたいと思っております。