No.228 「五十にして~とは言うけれど」
〜コラム 〜
No.228 「五十にして~とは言うけれど」
元日より筆舌に尽くしがたいことが立て続けに起こった令和6年の始まり。お亡くなりになられた方にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆様にはお見舞い申し上げます。報道をみると、地理的問題や地震の影響で救助や支援が本格化するのはこれからのようで、自分にできることは募金と北陸の商品を購入する支援くらいでしょうか。
私事ではありますが、今年度で青年部卒業を迎えます。「五十而知天命(五十にして天命を知る)」という孔子の言葉がありますが、恥ずかしながらその域には達していないように思います。それどころか、四十を過ぎてもなお惑う事しばしばという有様。一方で、織田信長が好んでいたという『敦盛』に「人生五十年~」で始まる人間のはかなさを表した一節がありますが、当時と比べ現代では平均寿命は80歳を超え、50歳を迎えてもまだこれから、とも言えます。人生の課題は追い追い見つけていくこととして、差し当たっては今年1年間を通して、後輩が楽しく笑顔で活動できるよう業務を整理しながら引継ぎしていくのが使命となりそうです。
最後に、皆様におかれましては、この一年も昇り龍のごとく実りある年となりますよう祈念いたします。