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No.132「陰影借景」

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〜コラム 〜

コラムNo.132「陰影借景」



京都縦断の旅に出ることになった。
初めに京都市内の京町家。
次に日本海を望む丹後へ。
地元の食材を求めて真夏の京都の夢のお茶事が始まる。

〔Stage01:陰影〕
舞台はもともと住居と工場だった建物を町屋に改造した建物。
坪庭を介して奥まで続く土間が茶室空間となる。
両隣を隣家と共有する町屋は坪庭と天窓からの光が陰影を生み出す。
まず市場をめぐり京野菜や旬の鱧を求め調理。
土間の奥行の先にある坪庭を眺めながらお茶をいただく。
坪庭へ降り注ぐ光が無限の創造世界へと導いてくれる。

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〔Stage02:借景〕
丹後半島にあるちりめん機織りの音が鳴り響く集落。
舞台は日本海の潮風で銀鼠に輝く杉板の家屋。
中へ入ると日本海を借景にした額縁(窓)が出迎えてくれる。
ここでは海に畑にミネラル豊富な食材を求め調理。
刻々と変化する切り取られた日本海を眺めながらお茶をいただく。
無限の広がりを目の前にして、個との対話へと導いてくれる。

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