No.231「竹」
〜コラム 〜
No.231「竹」
茶筅、蓋置、灰吹、花入などなど、茶道において竹を使った道具はたくさんあります。
本州では茶会に向けて竹を自ら伐採して道具を作って使う、などという話をよく耳にしますが、北海道では「竹」の道具は「買うもの」という認識がありますよね。竹は北海道に自生していないため、とても特別なものと感じていますが、温暖化に伴い今後北海道でも竹の生育が可能になるかもしれない?という見解もあるようです。
茶道において竹は切っても切れない関係にありますが、私自身竹の節の向きなど、竹についてあまり理解できていないです。
今回、札幌第三青年部主管の第52回ブロック研修会では、創業明治10年、三木竹材店 5代目 三木崇司様をお招きし、「茶道における竹の役割」について講演いただき、皆様と一緒に菓子切りづくりをさせていただくこととなりました。
とてもお話好きの方のようですので、講演も大変楽しみにしております。
去る2月18日、主管をつとめる札幌第三青年部より案内状が発送され、皆様のお手元に届いているかと思います。今回は札幌会場の他に、各地サテライト会場での開催となります。
普段遠くにお住まいでなかなか参加できない方も参加しやすい環境となっておりますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。