- 07月23日 活動報告「帯広青年部 ブロック研修会前礼」を掲載しました
- 07月23日 活動報告 「釧路青年部 茶筅塚供養」を掲載しました
- 07月16日 コラムを更新しました
- 07月10日 学び舎を更新しました
- 07月05日 コラムを更新しました
- 06月17日 コラムを更新しました
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帯広青年部「ブロック研修会前礼」
来年7月12日(土)に帯広青年部主管で第53回淡交会青年部北海道ブロック研修会が行われる事が決まり、7月14日(日)に前礼としてブロック三役5名の皆様を帯広にお越し頂きました。帯広支部から幹事長先生、副幹事長先生にもご出席いただき、帯広青年部の会員も合わせて当日は総勢14名でとかちプラザに集まり、来年のブロック研修会に向けて有意義な交流をする事ができました。
午前中にブロック三役の皆様には来年の会場でありますとかちプラザの各部屋を見学していただき、午後から支部の先生と帯広青年部会員も一緒にこれからの流れなどを確認し情報の共有をする事ができました。これから一年をかけ、少しずつ準備を進めることとなります。北海道ブロック、親支部、そして帯広青年部とお互いに協力し合いながら魅力あるブロック研修会となるよう尽力したいと改めて感じた一日となりました。
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釧路青年部「茶筅塚供養」
親支部行事の茶筅塚供養(日頃使用しているお道具、茶筅対して感謝と供養)に際して、呈茶席が本行寺内にて設けられました。席主の依頼により、青年部に声がかかり、お手伝いをさせて頂きました。
青年部からの参加は5名。呈茶席は計2席、お客様は計60名弱。青年部は設営等の準備、席中はお手前とお運びをさせて頂きました。
まだ、茶道をはじめて間もない青年部会員もいましたが、皆それぞれ気を利かせて動いてくれていたように感じます。しかしまだまだ不慣れな部分も多く、お茶碗を引くタイミング等、手際の悪い部分もありましたが、親支部の先生方の指導の下、2席を無事終えることが出来ました。
色々と勉強をさせて頂きながら、楽しく出来たのではないかと思います。
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「第52回淡交会青年部北海道ブロック研修会」を終えて
5月11日(土)、北海道ブロック研修会を開催しました。当日はご来賓の皆様、全道各地から幹事長先生並びに支部の先生方、青年部会員の皆様にご参加いただき、研修会が無事に終了できましたことをご報告いたします。
今回の研修会は、札幌での現地開催と各青年部に設けていただいたサテライト会場とを、双方にオンラインで繋ぐハイブリッド形式で行いました。現地会場では、支部の先生のお力添えのもとお呈茶を行い、ハイブリッド会場でも一緒にお呈茶が行えるよう、現地と同じお茶とお干菓子を送らせていただきました。
研修Ⅰでは、総本部より総本部報告をいただき、青年部の現状と今後の展望など、活動の意義を再び確認し、決意する機会をいただきました。また青年部全国委員会委員長より、青年部と学茶の連携について、つながりを持ち、深めるためのヒントをご自身の経験からお話しいただきました。L・T出向員からの報告では、熱意溢れる研修報告と、御家元のお話で触れられていた「和」という言葉についてが話され、改めて「和」について考えさせられました。
研修Ⅱの「茶道における竹の役割」では、三木竹材店社長の三木崇司先生を講師に迎え、竹の種類や材質、制作されたお道具など竹にまつわる様々なご講演の後、竹の菓子切りづくりの実技を行いました。自分で竹を削りオリジナルの1本を作るという、ものづくりの楽しさを実感できる時間となりました。
今回のハイブリッド方式による開催で、遠く離れていても同じ時間を共有することの大切さ、オンラインを通じたコミュニケーションの新たな可能性を感じることができました。本研修会にご出席いただいた皆様、そして支えてくださった全ての方に感謝を申し上げます。
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帯広青年部 和菓子作り体験
令和6年3月9日(土)、柳月スイートピアガーデン菓子工房にて会員研修を行いました。
今回の和菓子作り体験は、梅と桜の練り切りと桜餅の3種を各2つ作らせていただきました。講師の先生のデモンストレーションの後、3名ずつのグループに分かれ、それぞれのテーブルで作りました。必要な道具を人数分用意していただいたおかげで、皆が一斉に同じ作業をすることができました。
「梅」は、まず白い生地を薄くのばしたものでピンク色の丸い生地を包み、また薄くのばし、餡を包み丸めます。それを茶巾で包み、丸の下の部分を指で斜めにひねり、へこませ、黄色い餡を裏ごし器に押し当てて細かくしたものをしべに見立ててのせます。花びらの部分は、スプーンの縁を使い3か所に切り込みを入れ、形づけました。指でつまんで花びらを作り、また三角棒や菓子切りを使い形を整えていきます。中央に小さい球型の黄色の生地をのせ、完成です。
「桜餅」は苺を餡で包み、更に道明寺粉で包んだものを桜の葉で巻きました。蒸された道明寺粉を伸ばす時にどんなに手を湿らせても道明寺粉がくっついてしまうので皆苦労したようですが、時間内で完成させることができ、楽しい研修となりました。
同じ材料や道具を使い、先生の丁寧なわかりやすいご指導の下で作っても、お手本通り作るのが大変難しく、それぞれの感性が生かされた個性的なお菓子が出来上がりました。それぞれ可愛らしく、食べるのが惜しいほどでしたが、大変美味しくいただきながら和菓子の奥の深さに思いをはせました。
普段のお稽古や、お茶会でいただいているお菓子を思い出しますと、同じ形のお菓子を手作業で大量に作ることや、同じ材料を使っても色やその配分、形を変えることで季節や風物詩を無限に表すことができるのは職人の皆様の技術力と発想の豊かさのおかげだと思うと、次回お菓子をいただくときにはもっと感謝の心をもって味わおうと思っています。このような貴重な経験をさせていただいたことで、会員同士の結束がより深まったように思います。