No.213「春陽」
〜コラム 〜
No.213「春陽」
日本の中でも、春を感じられるのが遅い地域ですが、今年は特に雪解けが早かったこともあり、こちらでもきれいなお花が咲いています。
コロナ禍も、ようやく抜けられそうですね。
私が高校生の頃の恩師は、卒業生の色紙に「一期一会」と一言だけ、書いていました。
言い訳でしかないですが、私は若かったこともあって、シンプルだというくらいにしか感じていませんでした。
それから何年も年齢を重ねて、当時よりもその言葉の重みがわかるようになってきた気がしています。
茶道を通して、人、物、時間の大切さを知ることができました。
思考の浅い私ですが、日常でも色んなもののありがたみを想像することができるようになったと思っています。
現在も茶道に向き合う時間が十分ではありませんが、これからも学び続けていければと思っています。