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No.6「萩焼について」

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〜 連載 学び舎〜

No.6「萩焼について」




萩3お茶碗の話をするときに、「一楽 二萩 三唐津」とよく聞きます。
楽茶碗は何となく想像がつきます。 
でも、『「萩焼」ってどういうの?』と聞かれたとき、答えにつまりませんか?
萩焼とは・・・??
萩藩の開祖となる毛利輝元は、秀吉から茶の湯に親しむことを許され千利休や古田織部とも交遊があった大名です。

萩2文禄慶長の役の際に朝鮮の陶工李勺光を、のちに弟の李敬も招きました。
慶長5年(1600)の関ヶ原の戦いに敗れた輝元は、安芸の広島から長州の萩へ移ります。
李兄弟も萩へ移り、萩の松本村に藩の御用窯を開いたのが萩焼の始まりです。
萩焼はざっくりとした焼き締まりの少ない陶土を用いています。
浸透性・保水性・保温性が高く、土と釉薬(うわぐすり)の収縮率の違いによりできる表面の細かなヒビから水分が浸透します。

この浸透により、使い込むほどに器の色合いがだんだんと変化し、なんとも言えない侘びた味わいを醸すようになります。「萩の七化け」と呼ばれ、魅力となっています。
そして、高台には割れ目が入っています。割れ目を入れた理由は、「高台が割れているため、お殿様にはお出しできる茶碗ではない。高台が割れてしまった茶碗は完璧なものではない、欠けているので庶民が使います。」という意味を表しています。
これも“萩焼ならではの特徴”です。

萩1萩焼の伝統的な原土は、主に大道土【だいどうつち】と見島土【みしまつち】、そして金峯土【みたけつち】です。これらの土の特徴を考慮し、作品にあうよう混合して胎土【たいど】(器を作る粘土)を作ります。この混合する割合は、作品もさることながら、窯元によって異なるそうです。
「萩焼」といってもたくさんの薬があります。ご自分のお気に入りの「萩茶碗」を見つけるのも
楽しいのではないでしょうか。