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令和5年度 苫小牧青年部総会
3月5日、苫小牧青年部総会を開催しました。今年はGoogle Meetを活用してオンラインで行いました。青年部会員4名の出席のもと、行事予定や予算についての審議に臨みました。
今年度は例年の会員研修やお茶会の他、初の試みとなる学茶との合同行事を予定しており、期待感が高まっています。コロナ感染状況を踏まえつつ行事を開催し、今年1年間の青年部活動を楽しいものにしていきたいと思います。
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第1回ブロック協議会・役員研修会
令和5年2月26日(日)、北海道立道民活動センターかでる2・7にて第1回ブロック協議会と改選期初年度に行われる役員研修会を開催いたしました。
役員改選によりブロック役員も一新され、ブロック委員との交流を深めるため3年ぶりに対面で開催いたしました。
ブロック協議会には地区長をはじめとする4名のご来賓、直前監事にご出席いただき、ブロック役員16名を含む35名のブロック委員が出席しました。
協議会では、令和4年ブロック茶会収支計算書、令和4年度収支決算報告、令和5年度行事予定、根室主管による第51回ブロック研修会の参加費について承認されました。加えて、札幌第三青年部主管による子供茶道教室、ブロック年度方針説明、ホームページの運用についての説明を行いました。
ブロック長によるブロック年度方針説明では、会員数が徐々に減ってきているが、横とのつながりを大切にし、笑顔で活動をしたいとお話しがありました。
協議会終了後、役員研修会を開催し、全道各地から47名の青年部役員が現地参加、会計担当14名はオンラインにて実務研修を行いました。
研修Ⅱでは役職ごとに分かれてグループディスカッションを行い、それぞれの立場における役割や青年部活動で行いたいことなどの意見交換をいたしました。一時話が盛り上がり、グループ内の会話が聞こえにくくなる場面もありました。
久しぶりの対面での開催となり、オンラインでは得られない貴重な時間となりました。
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小樽青年部 伝統文化茶道体験
小樽市内の小学校6年生で、伝統文化茶道体験を実施しました。
総本部HPに掲載されている資料を活用し和敬清寂の精神やおもてなしの心、挨拶の大切さ、お茶席でのお作法を説明しながら、実際にお点前を見てもらい、お客様体験と、自分でお茶を点ててご自服する茶道体験をしてもらいました。
青年部会員は、新型コロナウイルス感染症予防対策や子どもたちにうまく伝わるよう言葉使いや説明の方法について事前にシミュレーションを行い、子どもたちに楽しんでもらえるよう優しく教えました。
茶道体験を通じて、伝統文化にふれてもらうことで、茶道について学び、和敬清寂の精神やおもてなしの心を感じてもらうことができました。
総本部の資料を活用したことで、効果的に伝えることができ、子どもたちもとても真剣な表情でお点前を見ながら話を聞いていました。隣の子の様子をお互いに見ながら恥ずかしそうにお菓子やお茶を受け取り、美味しいと笑顔を見せながらお客様の体験をしていました。「自分で点てたお茶よりも点ててもらったほうが美味しい。」「またやりたい」などのとても嬉しい感想を話してくれました。
青年部会員としてもとてもよい経験をさせていただくことができ、今後もたくさんの子どもたちに茶道を経験してもらい、伝統文化にふれる機会を繋いでいけるよう、活動していきたいと思います。
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北見青年部 「卒業茶会」
令和4年12月10日、令和4年度の卒業生をお招きして卒業茶会と卒業式を開催しました。
卒業のお祝いと季節のクリスマスをテーマに準備を進め、当日は久しぶりのお茶会に緊張しつつも感染症対策を考慮し、卒業生の皆様に心を込めた御茶を召し上がっていただきました。
思い出の行事やお道具のお話で盛り上がり、また先輩方のお話をお聞きしてご配慮に感心したりと終始和やかな雰囲気で進めることが出来ました。
卒業式では記念品の贈呈を行い、これまで青年部にご尽力くださった先輩方に一同よりお祝いと感謝の気持ちをお伝えしました。
笑いあり涙ありの素敵なひとときを過ごし、最後は参加者全員で記念撮影を行いました。
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札幌第二青年部 「送別茶会」
札幌第二青年部は令和4年12月11日、北海道茶道会館3階大広間にて送別茶会を行いました。 今年は2名の会員がご卒業をされました。当日は卒業生1名とその他青年部会員16名で楽しいひと時を過ごしました。
一人一碗で濃茶席もご用意しましたが、開催前に皆で練り具合を確認してお客様をお迎えいたしました。
お軸は「一華開五葉」。主菓子は感染対策のためケースのままでしたが、ツリーのオーナメントにもなる色とりどりの箱に入れてお出ししました。
また、待合のロビーには会員が持参したクリスマスツリーを飾り、来られた卒業生もひと足早いクリスマスの演出にとても喜んでいらっしゃいました。
卒業生からもたくさんの楽しい青年部のお話をお聞きでき、 感謝とお祝いの気持ちがこもったお茶会となりました。
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根室青年部 「市民に向けてのクリスマス茶会」
12月18日(日)茶道初体験の親子、9組計24名をお招きして、クリスマスお茶会を
行いました。
茶道を身近に感じていただきたいと思い、難しいことは行わず、ただ、
お茶筅を振ることを体験し、かわいいお菓子とお茶碗、温かいお茶を楽しんでいただける
ように進めました。
最後に、クリスマスイラストのついたお懐紙とお花をプレゼントして、終了しました。
お子さんは、4歳から11歳まで。
「美味しい!」「苦い・・・」「アワアワにするの、難しかった。」
色んな感想を聞くことができました。
また体験したいという声が多く聞くことができましたので、今後も続けて行けたら
と思います。
あまり難しく考えないよう、ご自由に楽しんでいただきましたが、もう少しお作法を
説明しても良かったかと思いました。
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北見青年部 教養講座 「和菓子づくり」
令和4年9月25日、今年8月にオープンしたばかりの遠軽町芸術文化交流プラザ「メトロ
プラザ」にて、OBの先輩方3名をお迎えし青年部会員6名出席のもと和菓子作り体験の
教養講座を行いました。
昨年の教養講座はオンラインでの開催だったため、久しぶりの対面開催となり初めて顔を
合わせる会員も多く、親睦を深めるため二人一組でグループとなり、お干菓子と生菓子作
りを体験しました。
まずは、お干菓子の「琥珀糖」と「寒氷」を作りました。
皆、初めての体験だったため、寒氷は固まるのが早過ぎて金平糖のようになったり、逆に
琥珀糖は固まるのに時間がかかってしまい、飴細工のようになったりと、予想外のハプニ
ングもありましたが、それも含めて皆楽しんで作ることができました。
生菓子は、石川県小松市の老舗和菓子店 行松旭松堂 より和菓子作り体験キット「おけい
こばこ」を取り寄せし、9月の生菓子「ゴッホの星月夜」作りに挑戦しました。
青と水色のきんとんで飾り付けをし、最後に月形の飴細工と、黒い餡を捻って作った糸杉を
上に乗せて完成ですが、同梱されていた手順のイラストや、You Tube動画などを見ながら、
少しでも「見本」に近づけられるよう製作に夢中のなるあまり、調理室に一時無言の空気が
流れるほど皆集中して製作を楽しみました。
和菓子作り体験後は、昨年の教養講座で会員自身が制作した銘々皿に主菓子を乗せ、それ
ぞれの出来を楽しみながら御茶とお菓子をいただきました。
実際に顔を合わせ会話をし、共に時間を共有し合うことの大切さを強く感じる事ができ、
とても楽しい時間となりました。
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苫小牧青年部 なごみの茶会
9月4日、苫小牧支部にてなごみの茶会を開催しました。青年部は点前・お運びを担当し、
手指の消毒や抗原検査の陰性確認等の感染対策を徹底したうえで参加しました。
涼しい秋の風情を感じられる趣向の席に70名ほどのお客様がお越しになり、「久しぶりの
お茶会は楽しいですね」という喜びの声を頂きました。
コロナ禍により今回のお茶会は苫小牧支部では約2年半ぶりのものでした。コロナ禍がどの
ように終息するのか見通せませんが、感染状況を踏まえつつ対策を徹底することで青年部
でもお茶会を開催していきたいです。
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札幌第二青年部・学校茶道合同茶会
10月23日(日)北海道茶道会館にて、札幌第二青年部と学校茶道の合同茶会を3年
ぶりに開催いたしました。
例年は青年部が濃茶席と点心席、学校茶道の学生さんが薄茶席を担当していましたが、
今回は感染対策を最優先に考え薄茶席二席とし、青年部が1階嘉祥軒にて薄茶席を、
学校茶道が2階立礼席を担当いたしました。
今年のテーマは「実りの茶会」。果実が実る秋の情景と青年部も成長していこうという
想いを込めています。青年部席のお軸「平生心是道」にはこの3年間の出来事はありの
ままとして受け止め前向きに活動を続けていく青年部の気持ちを、また、六瓢大棗と
大宗匠作の銘「手を取り合って」のお茶杓で元気に協力し合いながら進もうという気持
ちを表現いたしました。
3年ぶりとなるお茶会にご参加いただいた122名のお客様からは「久しぶりに楽しかっ
た」と笑顔でお声がけいただき、私たちも勇気づけられたお茶会となりました。
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帯広青年部 チャリティー茶会
9月11日、帯広青年部は、チャリティー茶会をとかちプラザで開催いたしました。
毎年地域や被災地支援のために行っていたチャリティー茶会ですが、今年はコロナ禍に
より開催方式を変えて開催いたしました。完全予約制として1席40分の間隔をとり最大
19名で6席、和室で薄茶立礼席のみのチャリティー茶会でしたが95名のお客様を迎え
行いました。
十勝の秋の景色の中に私たちの想いを込めたお席とし、待合床にはこれからの明るい
未来への期待感から「和気兆豊年」のお軸を掛け、籠に入れた地域の秋の味覚や、今
年の会員研修で直した金継ぎのお茶碗やお皿を飾り本席へ繋げました。
また、兎の形をした主菓子のお饅頭には、青年部のこれからの発展の思いと、この日の
月の別名から「きぼう」とご銘を付け、中には十勝産の牛蒡で作ってもらった餡を使用
しました。
前日準備に関しても、久し振りの茶会という事で時間を十分にとり、昼・夜に分けて
行いました。
終了後には、茶道裏千家淡交会災害救援基金口と帯広市社会福祉協議会赤い羽根共同募
金に寄付をしました。
コロナ禍により中止していたチャリティー茶会でしたが、3年ぶりの開催となり、以前と
比べて、開催状況がまったく違いました。地域の感染者数を確認しながら、日程を決め、
中止の可能性も考慮しながらの準備となりました。感染対策のための完全予約制の茶会
運営は、今までのご案内方法や書類を一新することになり、短期間に作業を詰め込む事と
なってしまいました。
反省すべき点は色々とありましたが、久し振りのチャリティー茶会という事で、来場いた
だいたお客様の笑顔や、お声掛けいただいた事を思い出すと開催できて良かったと心から
感じました。また、チャリティー茶会を通して、会員それぞれが茶会の成功を思って前
向きに行動する姿に、帯広青年部らしさを感じる茶会となりました。
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帯広青年部 臨時総会
8月27日、帯広青年部は、臨時総会をとかちプラザにて開催いたしました。
当初、臨時総会のほかに、会員間の親睦を深めるための会食(サマーパーティー)を行う予定
でしたが、新型コロナ感染者数の高止まりが続いているため、場所を会議室に変更し、時
間も短時間で行いました。
臨時総会では、次期部長として今期部長のSさんが承認されました。来期2期目となるS部
長より現在の帯広青年部の活動や会の在り方と今後の在り方についてお話頂き、その上で
来期役員についての協力のお願いがありました。その後、9月に開催予定のチャリティー
茶会の打ち合わせも行いました。
どこの青年部さんも同様ですが、世代的に仕事に家庭に子育てにとそれぞれ忙しい中、会員
数が減少してくると個人の負担が増えるのは否めません。部長の負担も大きいため、今まで
以上に皆で一緒に協力し、助け合い、そして数年前の地区大会で丹心斎若宗匠のお言葉にも
あった”補い合って”いきたいと思いました。
また、今年度加入した新入会員の理解も深まり、会員間の距離も縮まった有意義な総会と
なりました。在籍年数の長い先輩方が卒業されて、中学生を含めた新入会員が仲間入りする
中、対面行事だけではなくオンラインの手段が増え、新体制への過渡期であると感じると
ともに、今まで通り皆で楽しく活動していきたいと改めて思いました。
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帯広青年部 金継ぎ研修
6月26日、青年部7名で会員研修を開催いたしました。今回は帯広在住で京都で修行した
経験のある間漆工代表M先生を講師として招き、簡易の金継ぎ体験を行いました。
直す物がある会員はそれを持参し、また見つからなかった会員は先生が用意してくれた
欠けさせた豆皿を使いました。初めに欠けている部分をパテで埋め、乾かした後に余分な
部分をカッターで削り、漆を塗って金粉の代用である金色粉を真綿でのせて金継ぎいたし
ました。漆が乾くためには温度と湿度が必要であるため、それぞれ自宅に帰った後に紙
箱や段ボールの中に濡らしたタオルと一緒に金継ぎした物を入れるよう指導を受けました。
次の日には乾くそうですが、念のため2、3日置いておくとより良いと教わりました。
パテの乾燥や早く終わった会員は先生の漆についての話や金継ぎの本などを見て理解を深め
ました。
昨年はオンラインでの会員研修でしたが、今年は現地開催で会員同士実際に会って研修を
行うことができ笑顔の絶えない体験となりました。新入会員も2名参加し、今までなかなか
直接会う事もできなかった会員と色々と話ができ、親睦を深める機会にもなりよい会員研修
となりました。会員からは楽しかったという声が聞こえ、充実した1日でした。
また、青年部で金継ぎ体験をしたという話を聞いた方や直した物を見た方がやってみたいと
いう話になったという事を聞き、青年部の会員研修が良いきっかけになったようで嬉しく
思いました。
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小樽青年部 納涼茶会
コロナ禍において工夫しながら「納涼茶会」を小樽青年部会員で行いました。
会場は小樽市公会堂の南樽軒で実施しました。当日は晴天で、風通しが良く、夏らしさを
感じるとても良い気候で実施することができました。
待合室に飾られていた色紙には「一期一会」とあり、一生に一度だけの機会、出会いに誠
意を尽くして臨むべきであることを表すことわざであり、お客共々が呈茶席を実施できる
ことに感謝の意を表することとなりました。その後、路地へ向かい、茶室に入る前に手と
口を清め、席入りをしました。お花は紫色の桔梗が美しく、フヨウの花も添えられ、白色の
フヨウの花は珍しいと話題になりました。
亭主のお点前が始まり、主菓子をいただきました。主菓子は一会というお店のもので、菓子
名は「願い」、水色と淡い桃色の餡の上に透明の寒天が添えられ、夏らしさを感じるもので
ありました。翌日の8月12日にはスタージューンムーンの満月が観測されるとのことで、
スタージューンムーンは「友情」「平和」「個性」などがキーワードと言われており、小樽
青年部の友情と発展を満月に願いをささげるという意味を込めて「願い」とつけました。
薄茶では夏の涼しさを感じるガラス茶碗を使用し、茶碗の側面からお茶が2層になっている
様子が見えるのが何とも不思議な様子でありました。干菓子もうちわの形に花火の模様があ
る和三盆で、夏を感じられるものでありました。
亭主の美しいお点前とお茶をいただき、納涼茶会にふさわしいお道具を使用し、久しぶりの
お茶席で夏を感じながら楽しむことができました。
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令和4年度 旭川青年部定期総会
令和4年8月20日に旭川青年部定期総会を開催したので、報告致します。
令和5年度は役員改選の年であることから、役員選考を主な議事とする青年部会員に
よる定期総会となりました。当日の出席者は、青年部会員5名、委任状提出者は6名
でした。
議事では、令和4年度の行事として7月9日に旭川青年部が主管を務めさせていただ
いた北海道ブロック研修会について報告致しました。また、役員選考については、継続や
新規の選出を含め承認を得ることができました。
令和5~6年度の役員選考を話し合う中で、課題としてあがったのは会員の減少であり、
新規の会員をどのようにして呼び込むか話題になりました。コロナ禍ではありますが、
その中でどのような活動しているか、自分たちが楽しく活動している様子などを親先生に
知っていただきお社中の方に伝えていただくこと、お茶会にお手伝いに来て下さる方との
つながりを大切にしていくことなどの提案がありました。
これからも工夫をしながら会員の皆様と力を合わせてまいりたいと思います。
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札幌第一青年部 研修行事「交趾焼絵付け体験」
令和4年8月7日(日)、近畿第一ブロック京都南青年部に所属されております中村
翠嵐工房の中村正史様を講師にお迎えしてZoomにて研修行事を開催しました。
研修前半は交趾焼についての講義をしていただきました。交趾焼は技法名であることや
著名な作品の紹介から始まり、歴史や名称の由来、完成までの制作風景、単色で映える
濃淡のつけ方、更には「趾」の簡単な文字変換の方法、と盛りだくさんな内容でした。
ハレの日を彩ることの多い交趾焼について知識を深めることができ、一同、ますます
交趾焼への興味が湧いてまいりました。
後半は事前に自宅に届けられた絵の具、筆など絵付け道具が入ったキットを用いて、
8種類の絵柄からご自身で選んだ銘々皿の絵付けを行いました。
見本の色通りに塗るのもよし、好きな色づかいにするのもよしということで、各人とも
楽しく、しかし真剣に作業にあたりました。絵付け中、難しい箇所や困ったこと、交趾
焼の扱いについてなど、会員からの様々な質問に対して気さくにお答えいただく中村様の
もと、終始和やかな雰囲気で研修を終えることができました。
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札幌第一青年部 研修行事「お道具屋さんに聞く!お道具のあれこれ!」
令和4年6月25日(土)、研修行事をZoomで開催し、会員22名が参加いたしました。
「お道具屋さんに聞く!お道具のあれこれ!」というテーマで、東北ブロック長
宮城青年部で有限会社金源堂6代目の金ヶ崎 政伸様を講師に招き、お茶会に向け
てのお道具の扱いについてお話していただきました。お道具屋さんの定義から始まり、
お道具の扱い、お茶会の基本などいろいろなお話をしていただきました。お道具の
扱いについてだけではなく、お茶会をする上で基本となるお茶会の目的やテーマの
大切さ、掃除などの準備の必要性を改めて教えていただきました。後半にはお道具の
扱い方実用編として、実際に紐の掛け方と蓋の向きや茶杓の扱い、棚の組み立て方を
デモンストレーションしていただきました。なかなか聞きづらい基本的なことや、
当たり前だけど知らなかった目からうろこの情報があり、内容が盛り沢山であっという
間の1時間でした。会員からは「普段聞けないことが聞けて良かった。」「お茶会に役
立つ情報が聞けたので今後に役立てたい。」などの感想をいただきました。今年の10月に
約2年ぶりのお茶会を開催予定の札幌第一青年部にとって、大変学びの多い機会となり
ました。
研修前には郵送した抹茶とお菓子をいただきながら、青年部行事紹介のスライドショーを
鑑賞いたしました。コロナ禍で例年行っている活動ができていなかったため、札幌第一
青年部の活動を紹介する内容で作成し、会員からも好評でした。また、A3用紙を折りた
たんで作成したしおりも、研修でのメモとしても活用でき好評でした。
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釧路青年部 茶花研修
7月31日、コア鳥取に於いて釧路青年部員10名で集い相談役の先生の御指導
の元、茶花研修を行いました。
研修の始めでは花入、薄板、床間の真・行・草、草花の間引き方等茶花を
扱う上での基礎をお教えいただきました。その後実際に自身で花入を選び、
花入に合った花か、高さ・バランス・向き・数は良いか、様々な要点を踏まえ
時にはアドバイスをいただきつつ二種の花入に入れていきました。
花入、薄板は真・行・草をそれぞれ御用意いただき、また花は北海道の
夏枯れの頃ではありましたがたくさんの花を御用意いただきまして、
思い思いの花を選べるという贅沢を頂戴致しました。
参加した学生の中には初めて花を入れた方もおり、普段のお稽古では
中々出会えない貴重な経験に一同楽しみつつ学びの多い時間を過ごし
ました。
茶室のなかで唯一生きている花、今後はどのように入れられているか、
また自分がどのように入れることが出来るか楽しみと精進の気持ちを
改めて感じた機会となりました。
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札幌第二青年部 臨時総会
7月18日(月・祝) 場所:かでる2・7
かでる2・7において臨時総会を行い、幹事長先生をはじめ先生方や青年部会員が参加の
元、次期部長候補者の選出を行いました。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、準備を行う担当委員会はzoomでの会議を
基本とし、 当日も十分にソーシャルディスタンスを保っての開催となりました。
数年ぶりにお会いした会員の皆様と近況を報告し合い、楽しい時間を過ごすことができ
ました。
新型コロナウィルス感染症収束が見えない中ではありますが、このように臨時総会を
対面にて開催できたことで、今後の青年部活動にも活かせる経験となりました。
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苫小牧青年部会員研修
7月3日、青年部会員5名でオンライン会議システムを利用し、会員研修を行いました。
コロナ禍ということで、無病息災(むびょう→六瓢ということで瓢箪は縁起物)と明るく
未来を照らせるようにという願いを込めて、「瓢箪ランプ作り」を研修テーマとしました。
簡単に制作方法を確認した後、各自デザインを考え瓢箪に穴をあけていきました。
作品にはそれぞれの個性が出ていて面白かったです。
今回はオンラインでの研修会となりましたが、来年はみんなで集まって開催出来るよう
願っています。
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帯広青年部 令和4年度総会
2月20日、令和4年度総会を開催いたしました。今年も昨年に引き続きコロナ禍により
Zoomで総会を行いました。新入会員2名も総会に出席していたため、紹介をして一言ず
ついただいてから総会を始めました。また、監査報告のため、昨年いっぱいで退会された
元監事の方に出席していただきました。副部長の進行により滞りなく進められ、行事報告
の際にはそれぞれ参加した会員から行事の様子を発表してもらい、オンラインの総会では
あるが一人一人会員の声を聞くことができました。例年は総会の後に新年会を行い食事を
しながら親睦を図っていましたが、今年はオンライン開催のため総会のみで終了となりま
した。総会後には、昨年で退会された元監事より一言いただいてから解散になりました。
今年もコロナの影響によりオンラインでの開催となり寂しい気持ちもありますが、2名の
新入会員も総会に出席してくれ嬉しい総会となりました。近年帯広青年部も年々会員数が
減っているため、会員を増やすべく活動を周知したり工夫をしている中での新入会員だった
ので現会員も一様に喜んでいました。これからも会員皆が楽しめる活動を行っていき、新入
会員の二人にも入って良かったと思ってもらえるよう青年部活動に取り組んでいきたいと
改めて思った総会でした。
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空知青年部行事 親睦研修会
6月5日(日)、滝川市の興禅寺にて空知青年部4名・OB2名で坐禅体験の親睦研修会を
行いました。
芳村住職を講師としてお迎えし、興禅寺で坐禅を参加者全員で体験しました。「僧堂」と
呼ばれる場所で坐禅をし、住職より坐禅のマナーやルール、姿勢を教えていただき、20分
程度の坐禅をしました。20分の坐禅を通して、長いとも短いとも言えない不思議な時間を
経験することができました。さらに、20分間綺麗な姿勢を維持できた青年部1名とOB
2名は住職からお褒めの言葉を頂きました。
研修会では坐禅体験だけではなく、坐禅についての講義もありました。お堂で坐禅の意味
や起源、巡香の意味について説明していただきました。坐禅の意義や巡香の意味を通して
社会でも通用する価値観を見出すことができる研修会となりました。青年部会員からの質
問にも丁寧に答えてくださいました。
コロナ禍で行事を行えない中、坐禅を通じて青年部の親睦を深め、茶道を他の視点から見
直すことができたのではないかと思います。
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令和4年度 苫小牧支部青年部総会
3月27日、苫小牧支部青年部総会を開催しました。今年は感染対策を徹底したうえで、2年
ぶりに対面で行いました。支部長や幹事長をはじめ5名のご来賓の方々をお迎えし、青年部
会員5名の出席のもと、行事予定や予算についての審議に臨みました。
出席して頂いた支部長や育成委員の先生方からは、「今後の苫小牧の茶道を担っていく青年
部に期待している」という激励の言葉を頂き、身が引き締まる思いでした。
今年度も会員研修やお茶会などの行事を予定しています。オンラインを活用しつつ、可能で
あれば対面で開催し、今年1年間の青年部活動を楽しいものにしていきたいと思います。
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令和4年度 札幌第一青年部定期総会
ZOOM開催2年目となる令和4年3月6日(日)、札幌第一青年部定期総会が執り行われ
ました。当日は支部長、幹事長はじめ4名のご来賓をお迎えし、新入会員を含む青年部
会員21名出席のもと審議に臨みました。
ご参加頂いた支部長からは「コロナ禍で学んだ事も色々あり、一緒に活動をする事がお互い
の友情を更に養い、絆も深めていきますので、ぜひ心をひとつに力を合わせてやっていただ
きたいと思います。」と温かなお言葉をいただきました。また幹事長からも「厳しい状況の
中ですが、何をどのように工夫出来るか色々と模索をしてみてください。」と激励のお言
葉を頂戴しました。部長は「今年は挑戦だけではなく、茶道及び青年部の伝統を守るという
事もしっかり考えて活動をしていきたいと思います。」と抱負を述べました。
その後、審議事項は各議案とも原案通り承認・可決されました。
最後に第33期LT出向の会員より「2年に渡る研修の中で得た沢山の事は、今後の青年部
活動でも参考にしたいものばかりでした。今の自分から成長したいと思っている方がいれば、
ぜひ一歩踏み出してほしいと思います。」との報告が述べられ総会は終了いたしました。
総会後は2グループに分かれ今年の青年部活動について、会員相互の交流会を兼ねた話し
合いをしました。久しぶりの顔合わせでしたが、今年も充実した活動が出来るよう会員一同
気持ちを新たにした1日となりました。
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札幌第一青年部 卒業のつどい
11月28日(日)、北海道茶道会館3階大広間にて令和3年度「卒業のつどい」を開催しま
した。
卒業を迎えられる3名のうち2名にご出席いただき、会館は部長と担当委員会での少人数
でのお茶席を設け、他の会員はZOOMでの参加によるハイブリッド形式で、総勢25名が
での参加しました。
青年部で久しぶりに穏やかなときをともに過ごせる「福」に感謝し、お軸は山田恵諦和尚筆
「和気生百福」、茶杓はご縁で播磨青年部会員さん作の銘「笑(えみ)」を使わせていただ
きました。
濃茶席の茶入は瀬戸肩衝、お茶は鵬雲斎大宗匠御好の星野製茶園製「星友の昔」、主菓子は
たねや製「斗升最中」を以前に青年部で行った金箔貼り研修にて作成した銘々皿を用いて
お出ししました。
薄茶席ではお茶は坐忘斎御家元御好の同じく星野製茶園「舞之白」、干菓子は開運堂製
「真味糖大島」を卒業生の干支にちなんで懐紙に亥を飾り付けてお出しし、卒業生からも
“可愛らしい”との感想をいただきました。
ZOOM参加の会員にも同じ主菓子、干菓子と抹茶スティック(星野製茶園「八女・星の
抹茶」)、懐紙を送付し、オンライン上でもお茶席を感じられるよう4台のカメラと2台の
PCを駆使して映像を切り替えながら、一緒にお茶やお菓子をいただいてもらいました。
また卒業生からもZOOM参加者の顔が見えるようスクリーンを設置し、ZOOM画面の共有を
行いました。後述のレクリエーションともども音響やカメラ調整など手探りの部分も多々
ありましたが、これまでのオンライン行事の経験を活かした進行を試みました。
茶会後のレクリエーションでは茶道関連の言葉によるビンゴを行いました。PC画面を共有
しながら参加者全員が参加できるよう工夫し、オンラインと現地との隔たりも忘れてしまう
ほどの盛り上がりでした。卒業生からは「最後に会館で皆さんとお茶をいただけたことが
何よりうれしい」とのお言葉をいただき、卒業生とのこれまでの活動を改めて振り返ると
ともに、今後に向けての新たな挑戦ともなった一日でした。
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札幌第一・唐津青年部合同行事 匂い袋づくり&交流会
11月13日(土)、唐津青年部13名・札幌第一青年部16名で匂い袋作成の合同研修
行事をZOOMにて行いました。
LT研修に出向していた青年部会員同士で合同研修について話題があがったのをきっかけに、
7月末からオンライン上で実行委員各4名による会議を重ね、今回初めて他県の青年部
との合同研修行事が実現しました。
講師には、京都の山田松香木店営業部長の大杉直司様をお迎えし、同店が提供している
「香り遊び」という匂い袋作成キットを活用し参加者全員で作成しました。キットには
白檀・丁字・龍能・桂皮・大茴香・山奈・藿香・甘松・栂の漢薬9種類に加え、匂い香・
調合用のお椀・計量用の匙・縮緬袋といった材料や道具が入っていました。講師より基本
の香りの調合を教えていただいてから、少しずつ好みのお香を足し、一人一人色柄が違う
縮緬袋に詰め、自分だけの匂い袋が完成しました。
研修では匂い袋作成だけではなく、お香についての講義もありました。画面越しではあり
ましたが実際に大きな香木を見せていただきながら、お香の起源や香りの表現の仕方、源
氏香の図について説明をしていただき、青年部会員からの質問にも丁寧に答えてください
ました。
その後両青年部の会員のみで、5つのグループに分かれセッションを行いました。
事前にお互いの特産のお菓子と飲み物を送り合い、地域の特色や青年部の特徴について話し
ながら交流を深めました。最後に唐津と札幌の山や建築物などに関するクイズ大会を行い、
楽しく和やかな雰囲気で行事を終えました。
実行委員で、「一度きりの合同行事にならないような、繋がりが作れる研修にしよう」と
いう実行委員メンバーの思いがこもった今回の行事ができました。これをきっかけに次に
つながる行事を企画していきたいです。
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根室青年部「令和4年度総会」
3月6日(日)、リモートにて、令和4年度総会を行いました。
まん延防止措置が延長されたため、リモートで行うこととなりました。
今までのリモート例会では、各自お菓子とお抹茶を用意し、いただきながら行って
おりましたが、この度、お迎えした新会員は、茶道は未経験とのことでしたので、
初回からお抹茶を自分で用意するのは大変ではないかということで、各自好きな
飲み物とお菓子を用意することになりました。
総会後は、自己紹介とともに自分の用意した飲み物・お菓子を紹介しあい、新会員の
方はもちろん、長い付き合いのあった会員同士も、新たな一面を伺うことができました。
今年度は、リモートではなく実際に集って花見茶会やクリスマス茶会をやりたいと願い、
今年度の総会は終了しました。
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令和4年度 旭川青年部定期総会
令和4年2月20日に旭川青年部定期総会を開催しました。
コロナ禍であることからオンライン開催となり、親支部の先生6名、青年部会員
9名の皆様にご参加いただきました。
開催に当たり幹事長先生からお言葉をいただき、青年部活動をはげましてください
ました。議事では、令和3年度の行事報告、会計決算報告及び監査報告、令和4年
度の行事予定案、予算案について承認を得ることができました。オンラインでの総会
開催は初めてでしたが、役員で事前に打ち合わせ、無事開催することができました。
総会後は、新入会員の紹介と抽選会を行い、参加された皆様と楽しい時間を共有するこ
とができました。
オンライン開催により遠隔に住む方や子育て中の方にもご参加いただけたことで、
青年部活動の可能性も広がると感じました。音声や画面の切り替えなど課題もあり
ますので、今後に活かしていきたいと思います。コロナ禍にありますが、工夫を
しながら会員の皆様と力を合わせてまいりたいと思います。
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帯広青年部 卒業茶会
2021年11月20日、とかちプラザにて、今年で帯広青年部をご卒業される2名の会員を
招待し、令和3年度卒業茶会を行いました。
オンラインか現地で行うか検討していましたが、当時、十勝地方はコロナ感染者数が
0人で続いていた事、またオンラインにするには参加人数が5名と少ない事等を考慮し、
今回は感染対策に配慮して現地で行う事となりました。
11時に席入り、お祝いの気持ちを込めて寿棚を使い薄茶一服を差し上げました。例年
続き薄茶をしていましたが、今年は感染対策を重視し、飲食する時間をなるべく短く
してリスクを減らそうと考えこのように変更しました。お道具には今までの青年部の
行事等で使われた物を集め、これまでの活動を思い出していただけるように工夫した
ことで、その時の事を覚えていてお話し下さっていたのが印象的でした。
お菓子はおふたりの干支が猪であるため亥子餅を使いました。
茶会の後には記念品の贈呈や毎年恒例のビンゴ大会をして楽しみました。
最後に参加者一人一人から卒業生へお祝いの気持ちを伝え、また卒業生からも止むを
得ず欠席した会員含めお話しがあり終了となりました。
10月には昨年延期していた令和2年度の卒業茶会を同じ場所でオンライン配信しながら
行っていたため、オンラインと現地の違いなどを感じる事もでき勉強になりました。
帯広青年部にもオンラインが少しずつ浸透してきていましたが、実際に会う事で以心伝
心をより強く感じる事ができとても嬉しく感じる茶会となりました。
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小樽青年部 クリスマス茶会
12月19日、今期最終例会と卒業生を迎えてのクリスマス茶会を行いました。
コロナ禍により、今年度は、オンライン例会ばかりでしたが、久しぶりに集まることが
できました。久々の公会堂は骨まで染み入る程の寒さでしたが、お茶会を始めると
ほっこりする暖かさになり、寒さを忘れて、楽しみました。
限られた人数の中での活動となっており、大それたことはできず、心苦しい部分も
ありましたが、クリスマスの設えをし、千歳盆のお点前でのお茶会となりました。
普段のお稽古でもあまり皆経験がなく、勉強しながらというところが青年部ならでは
だなと思いました。お菓子は、共和町の一会さんにお願いし、ツリーに見立てたかの
子を作って頂き、もう一つはシュトーレンを用意しました。
お茶会後は、一人ずつ持ち寄ったプレゼントを景品としたビンゴ大会をしました。
中々あかないのが面白く、ビンゴした人から自分で選ぶというのも楽しかったです。
来年度は、どのような活動ができるのかわかりませんが、皆で楽しく活動できたらと
思います。
札幌第二青年部 送別茶会
札幌第二青年部は令和3年12月19日、北海道茶道会館3階大広間にて送別茶会を行い
ました。今年の卒業生に加え、新型コロナウィルスの感染拡大のために一碗を差し上げら
れなかった昨年の卒業生もお招きさせていただきました。また、約2年ぶりのお茶会の
開催ということで、この日を待ちわびていた会員も参加し、全員で22名での開催となり
ました。
受付では検温とアルコール消毒、お茶席では隣同士の間隔を広くとり、お菓子もケースを
被せたまま銘々皿にのせ、飲み終わったお茶碗は各自でお盆に返すなど、感染対策を行い
ながらではありましたが、久々の対面でのお茶会にマスクの下でも笑顔が溢れました。
待合は3階の一角を屏風で区切り設えました。待合床には「無事」の扇面と会員が折った
あまびえの折り紙、そして、目で見て楽しめるようにと過去の青年部活動の写真をスクリ
ーンに映し出しました。お茶席では今日を境にまたお茶が楽しめますようにと「関南北東
西活路通」のお軸に掛け、心を込めて一碗を差し上げました。
お茶をいただいた後はささやかながら卒業生に記念品をお渡しし、卒業生から一言スピー
チをしていただきました。長年、青年部でご活躍された会員の目からは涙が溢れ、私たちも
温かな気持ちに包まれました。今日この日が迎えられたことに心から有り難く感じたひと時でした。