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岩見沢青年部 陶芸体験 


8月6日、約4年ぶりに委員会行事を開催しました。久しぶりの行事は、過去に何度かお世話になっている岩見沢市内にある「こぶ志陶苑 こぶ志窯」さんで青年部会員と会員のお子さん、以前より青年部活動に興味のある学生の方など、会員8名、他3名の計11名が参加しました。


当日は到着後陶芸館の販売スペースを見学し、どのような作品を作るか考えた後、工房へ移動し、三代目山岡千秋先生より手順の説明を受け、各自配られた600gの粘土で作品を作りました。


作りたいものが参加者一人一人違い、先生へ質問し助言をいただき、一時間半程で抹茶茶碗、火入れ、茶巾台やお皿、お子さんもマグカップや猫の箸置きなど思い描いてる作品を形に仕上げ、お互いの作品を観ながら感想を話し楽しまれた様子でした。

今回は粘土の形成するまでとなっており、その後の乾燥や素焼き、釉薬作業はこぶ志苑さんにお願いするということで、作品が完成するのは2~3ヶ月先ということでした。


世界に1つだけの作品が手元に届くのを楽しみに待ちたいと思います。

短い時間でしたが、会員同士近況報告をしたり交流もでき、有意義な時間となりました。


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札幌第一青年部 研修行事 


6月18日(日)、研修テーマを「茶杓削り体 験~自作の茶道具を作ろう!」と題して札幌エルプラザにて開催し、20名の会員が参加しました。今回、講師として茶杓教室・茶道講座を行われている宮腰信博先生をお迎えいたしました。


最初に、「茶杓講座」として先生が作成された資料とスライドを使って丁寧に講義してくださいました。点茶法の変化、茶書の古典に見る茶杓、茶杓の源流、茶杓の拝見についてなど、茶杓の歴史を視点とした茶道具・茶人・歴史人物の関係を引用された資料も豊富で、先生の解説に参加会員も感銘を受けた様子でした。


その後、「茶杓の削り方」を説明いただき、今回は茶杓削りの手順の「切断→割り→浸し→曲げ→削り→仕上げ」の中から「削り→仕上げ」を行う実習となりました。まず前半は、「粗削り」という大まかに切り出し刀で黙々と削る工程を行いましたが、初めて作製する会員からは「どこまで削れば良いの?」や「削り過ぎた!」などの声が、経験者の会員からは「ここを削れば良くなるはず。」や理想を求めて奮闘する声があり様々でした。事前に経験者と初心者が同じテーブルになるように座席指定し、5グループに分けて実践したため、助け合いながら交流も容易に行われていました。後半の「細部削り→成形→仕上げ→磨き→完成」の工程となると各自進行に差が出てきていましたが、先生が一人ずつに細やかな助言や手直しもしてくださり、時間が迫り完成間際になると「皆さん最後まで楽しみましょう。」と励ましのお声をかけていただいたおかげで、会員も楽しみながら時間内に完成することができました。


それぞれ完成された茶杓を拝見し合い、様々な声が聞けて共に活動することで、他の会員 の想いにも触れることができました。今後の青年部活動でも、共につくる楽しみを持って いただけたらと思います。


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「第51回淡交会青年部北海道ブロック研修会」を終えて 


7月23日(日)、4年ぶりの集合形式でブロック研修会を開催しました。

当日は、ご来賓の皆様、全道各地から幹事長先生並びに支部の先生方、青年部会員の皆様にご参加いただき、研修会が無事に終了できましたことをご報告いたします。

 

お呈茶席は、支部の先生をはじめ、地元の根室高校の生徒さんのご協力のもと、行いました。お茶菓子については、根室の特産物である蟹の模様が入ったものを用意しました。参加された皆様の思い出になっていましたら幸いです。


研修Ⅰでは、総本部より総本部報告をいただき、青年部の活動を改めて見直してみる機会を設けることや、青年部の活動の在り方についてお話をいただきました。また、青年部全国代表者会議副議長より、ご自身のご経験から青年部へ、青年部会員数の維持、増員に向けて力強く、また温かいメッセージをいただきました。

続いての座談会では、青年部会員少数化の進む中での新たな試みとして、旭川青年部からは小樽青年部との行事の合同開催について、そして空知青年部からは札幌第三青年部との行事の合同開催について、行事の合同開催のメリットや青年部同士のコミュケーションを取っていくことの大切さをお話ししていただきました。


研修Ⅱの「練香作り~平安の香りを楽しむ~」では、松栄堂様から練香の歴史についての講演の後、練香の作り方をご指導いただきました。体験された皆さんが、時間を忘れるくらい熱中され、有意義な活動になったのではないかと思います。

4年ぶりの集合形式による開催で、顔と顔を合わせて行えたことは大変意味のあったことだと思います。人と人のつながりを感じることができ、青年部の活動により一層前向きな気持ちが芽生えたところです。

本研修会にご出席いただいた方々、そして研修会を支えてくださった全ての皆様に感謝を申し上げます。


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苫小牧青年部 卒業・新入会員歓迎茶会


 7月30日に苫小牧市民会館和室にて、去年卒業された青年部会員と新しく入部された会員をお招きして茶会を開催いたしました。本来は昨年12月に卒業茶会を開催する予定でしたが、新型コロナの流行と重なり、今年度の新入会員歓迎茶会と合同で開催しました。

  床に「彩鳳舞丹霄」の軸を掛け卒業される方の新たな旅立ちと新たな仲間が増えたことを祝う気持ちを込めました。茶碗は感染症対策として一人一碗でお出しし、その中で苫小牧青年部旧称にちなんだ、はなますの絵の茶碗でお茶を点てると思い出話に花が咲きました。

 新入会員の方は最初緊張した様子でしたが、茶会が進んでいくと和やかな雰囲気になり楽しんでいただけました。

 茶会終了後にお招きした二人に花束と卒業生にささやかな記念品を贈呈し、記念写真を撮影しました。至らない点もありましたが、良き「最後の思い出」と「最初の思い出」のお茶会となりました。


歓迎茶会写真