━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
北見青年部 教養講座 「和菓子づくり」
令和4年9月25日、今年8月にオープンしたばかりの遠軽町芸術文化交流プラザ「メトロ
プラザ」にて、OBの先輩方3名をお迎えし青年部会員6名出席のもと和菓子作り体験の
教養講座を行いました。
昨年の教養講座はオンラインでの開催だったため、久しぶりの対面開催となり初めて顔を
合わせる会員も多く、親睦を深めるため二人一組でグループとなり、お干菓子と生菓子作
りを体験しました。
まずは、お干菓子の「琥珀糖」と「寒氷」を作りました。
皆、初めての体験だったため、寒氷は固まるのが早過ぎて金平糖のようになったり、逆に
琥珀糖は固まるのに時間がかかってしまい、飴細工のようになったりと、予想外のハプニ
ングもありましたが、それも含めて皆楽しんで作ることができました。
生菓子は、石川県小松市の老舗和菓子店 行松旭松堂 より和菓子作り体験キット「おけい
こばこ」を取り寄せし、9月の生菓子「ゴッホの星月夜」作りに挑戦しました。
青と水色のきんとんで飾り付けをし、最後に月形の飴細工と、黒い餡を捻って作った糸杉を
上に乗せて完成ですが、同梱されていた手順のイラストや、You Tube動画などを見ながら、
少しでも「見本」に近づけられるよう製作に夢中のなるあまり、調理室に一時無言の空気が
流れるほど皆集中して製作を楽しみました。
和菓子作り体験後は、昨年の教養講座で会員自身が制作した銘々皿に主菓子を乗せ、それ
ぞれの出来を楽しみながら御茶とお菓子をいただきました。
実際に顔を合わせ会話をし、共に時間を共有し合うことの大切さを強く感じる事ができ、
とても楽しい時間となりました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
苫小牧青年部 なごみの茶会
9月4日、苫小牧支部にてなごみの茶会を開催しました。青年部は点前・お運びを担当し、
手指の消毒や抗原検査の陰性確認等の感染対策を徹底したうえで参加しました。
涼しい秋の風情を感じられる趣向の席に70名ほどのお客様がお越しになり、「久しぶりの
お茶会は楽しいですね」という喜びの声を頂きました。
コロナ禍により今回のお茶会は苫小牧支部では約2年半ぶりのものでした。コロナ禍がどの
ように終息するのか見通せませんが、感染状況を踏まえつつ対策を徹底することで青年部
でもお茶会を開催していきたいです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
札幌第二青年部・学校茶道合同茶会
10月23日(日)北海道茶道会館にて、札幌第二青年部と学校茶道の合同茶会を3年
ぶりに開催いたしました。
例年は青年部が濃茶席と点心席、学校茶道の学生さんが薄茶席を担当していましたが、
今回は感染対策を最優先に考え薄茶席二席とし、青年部が1階嘉祥軒にて薄茶席を、
学校茶道が2階立礼席を担当いたしました。
今年のテーマは「実りの茶会」。果実が実る秋の情景と青年部も成長していこうという
想いを込めています。青年部席のお軸「平生心是道」にはこの3年間の出来事はありの
ままとして受け止め前向きに活動を続けていく青年部の気持ちを、また、六瓢大棗と
大宗匠作の銘「手を取り合って」のお茶杓で元気に協力し合いながら進もうという気持
ちを表現いたしました。
3年ぶりとなるお茶会にご参加いただいた122名のお客様からは「久しぶりに楽しかっ
た」と笑顔でお声がけいただき、私たちも勇気づけられたお茶会となりました。