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札幌第二青年部・学校茶道合同茶会 

 IMG_1886平成28年10月2日裏千家北海道茶道会館で札幌第二青年部・学校茶道合同茶会を行いました。テーマを「文(ふみ)の茶会」とし、青年部は濃茶席と点心席を担当、学校茶道の担当で薄茶の立礼席をさせていただきました。
 
 濃茶席の床は坐忘斎御家元筆「平生心是道」のお軸、松拭内金彩香合を置き合わせました。御茶は文香をイメージして中村茶舗詰「花香の昔」を使用し、お菓子は巻物の形で源氏物語から「須磨」という銘をつけました。 画像全8席を設け、学茶をご担当されている親先生とその担当学校の学生や札幌第二青年部のOBの方々などに濃茶を振る舞いました。
 点心席は3階大広間で日の光が入る明るいお席ということで、テーマから少し具体的にイメージを膨らませ、「気持ちの良い小春日和に外で読書や文学にいそしむ」というイメージでしつらえを考えました。お床は使わず野点傘に短冊を、床几に源氏物語の絵巻物を広げ、床には紅葉や松ぼっくり、百人一首を散らす、というしつらえにいたしました。

 DSCN0646また、献立については秋らしい一膳にと思い、きのこやさつまいもをふんだんに取り入れたものにいたしました。大根の焚き物は面取りも行いました。
 毎回手作りの箸置きですが、今回は「文」がテーマということで、その昔は枝に文を結んだことから和紙を結んだ箸置きを作りました。お帰りの際にはお客様にお土産としてお持ちいただきました。
 沢山のお客様や先生に声を掛けていただき、秋のひと時を楽しんでくださっていたようでした。また来年喜んでいただけるよう精進して参りたいと思います。

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関東第二ブロック研修会に参加して

 IMG_522710月1日(土)・2日(日)の一泊二日で、関東第二ブロック主催のブロック研修会に参加しました。テーマは「つどう つくる つながる」。
三輪五十二先生による講演会「蘇った茶室・六角堂」。研修Ⅱでは辻徹先生による茨城県大子町のうるしについてのご講演を拝聴しました。辻先生は札幌出身の工芸作家の方で、「100年かけて八溝塗を大子の伝統産業にする」という思いをもち、うるしの木を植え、木地を作り、漆を塗るという一連の工程をすべて担い、漆器づくりに打ち込んでおられる方でした。同郷の方が遠く離れた地でご活躍されているお姿に、とても誇らしく思いました。ご講演の後は、本漆で炉風炉一双の竹の蓋置に絵付け体験。同じグループの方と「大子の漆について」「作った蓋置でどのような茶会をしたいか」というお題でグループディスカッションをしました。
 懇親会の冒頭は、磯節の踊りが披露され、大洗の海の幸、常陸牛を堪能しました。
第二日目は、関東第二地区知新会による濃茶席、関東第二ブロック席、茨城青年部席と3席を回りました。第一日目とはうって変わって、大洗の青い海と初秋を感じる爽やかな風が感じられ、席主の皆様の心入れに感服いたしました。地域の伝統や文化を知り、守り、伝えるという思いは、茶の道に通じると思いました。
 北海道ブロックからの参加ということで、2日間で沢山の方から声をかけていただき、沢山のご縁をいただきました。関東第二ブロックの役員の皆様とは、宿泊部屋も同室となり、まさに寝食を共にし、深夜まで楽しく語らったことも心に残る思い出となりました。
 温かく迎えてくださった大西ブロック長をはじめとする関東第二ブロックの皆様、主管の茨城青年部、支部の先生方の皆様、知新会の皆様に心より感謝申し上げます。
札幌第一青年部 木野奈美
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北越信越ブロック会員大会に参加して

画像10月1日(土)~2日(日)に佐渡島で開催されました北陸信越ブロック会員大会にブロック間交流として高玉副ブロック長(釧路青年部)、大野さん(北見青年部)、田中(帯広青年部)3名が参加させて頂きましたのでご報告いたします。

~ブロック間交流に感謝~
 この度、初めてのブロック間交流に参加し、私が一番に伝えたい言葉は、「感謝と行動力」です。始めは、北海道ブロック45周年に来ていただいたのだから…と、言う思いが強かったのですが実際に、北陸信越大会に参加して感じたのは、すごい親近感と温かさ、そして青年部同士の団結力でした。ことばの唱和の一説に、同門は兄弟・・・とありますが、今あったばかりの方と、数分後には笑い語りあっている
そして、佐渡の美しい景色を一緒に眺めながら、ご当地の話や青年部同士の話をして、NCや、サマコンで会った方との思いがけない再開が有ったりと、人とのつながりがどんどん広がり、とても温かな有意義な時間でした。
行ってみよう!やってみよう!と思う行動力が、広い世界を見せてくれると思います。
 北陸信越 小泉ブロック長始め、会員の皆さま、他ブロックから参加されました皆さま、そして、北海道からご一緒していただきました田中さん、大野さん、本当にありがとうございました。
追伸  卒業セレモニーで涙を堪えてスピーチされる田中さんをみて、号泣してしまいごめんなさい。田中さん素晴らしかったです。  高玉 美穂                      

~ブロック間交流に参加して~
この度、北陸信越ブロックの会員大会に、ブロック間交流として参加させていただきました。一般会員の参加も可能というありがたい試みにのせていただき、以前から魅力を感じていた北陸信越の土地を訪問させていただきました。地域の息吹感じるおもてなしの心に感服し、たくさんのことを学ばせていただきました。
 旅路では、飛行機や船で海を渡り時間をかけることで、期待がより膨らんだり、出会いの深さに感激したり、景色やカタチが様々な角度で見えたりしました。貴重な経験をさせていただきまして、どうもありがとうございました。皆様に御礼申し上げます。当日程が北見青年部の活動日と重なっていたこともありまして、複雑な気持ちもございました。この感動や、地域に根差した心洗われる伝統表現を、これからの活動にいかしていけるよう努めたいと思います。     大野 智子
                               
~最初で最後のブロック間交流に感動~
  北陸信越ブロック会員大会に参加させていただきました。
「波の綾織る茶渡ケ島~四十九里の波の上~」と題してカーフェリー船内での船上茶会から始まり、佐渡満喫のエクスカーションで日程を終了しました。船上茶会は、茶箱点前で鉄瓶に世界地図紋。ミャンマー製の盆などを使用して世界旅行へ旅立つ気分を。翌日オーシャンビュー絶景を見ながらの朝茶会に感動。ナショコンで出会った方との再会。懇親会の卒業セレモニーに感動と沢山の感動を有難うございました。また、沢山のご縁のつながりもできました。青年部在籍中にブロック間交流に参加できましたこと嬉しく思っております。
北陸信越ブロックの小泉ブロック長はじめブロック役員の皆様、佐渡青年部の皆様、会員の皆様に感謝申し上げます。
最後に行事に参加することで感動・ご縁が生まれ、自分を振り返る機会でもあります。ブロック間交流は勿論のこと、道内行事・全国行事に北海道ブロックの会員の皆様に積極的に参加してほしいなぁ~と強く思いました。 田中 祥子

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  LT研修報告(第4回研修)

札幌第二青年部 関口千史
 平成28年9月17日、18日と京都にて第4回LT研修を受講致しました。
 第1日目は総本部事務局長でいらっしゃいます長谷川様の講義でした。青年部組織の位置付けをいま一度確認し、どうすれば青年部を活性化でき楽しい活動となるかなどのお話をされました。その後は4つの班に分かれ「模擬青年部」を作りその中で仮の部長、総括幹事、幹事などの役割に分かれ、それぞれのシチュエーションでどのような青年部の活動をするか1年間の予定を立てる、という課題をいただきました。話し合った結果は大きな模造紙にまとめ、翌日プレゼンテーションをするというものです。
 私たちの班ではまずは役割分担を決め、部長を中心に話し合いを進め年間の行事を決めていきました。いただいたシチュエーションが「会員数は減ってはいないが、伸び悩んでいる。特に新入会員と学生会員の行事参加率が低い」というものでしたので、・気軽に参加できる環境作り、 ・お茶を通して社会貢献もできるという意識の幅を持たせる、 ・参加し続けることで自分自信のスキルアップもできることを実感してもらう、ということに意識し計画を練っていきました。話し合う内に自分の青年部にはない色々な行事やアイデアがあることも分かり情報交換の場にもなったと思います。
 そして翌日、それぞれの班がプレゼンテーションを行いました。まとめ方の工夫の違いや新しいアイデアなどそこにも新しい発見がありました。私たちの班も時間内でまとまった発表が出来たと思います。また、今回はホテルに持ち帰って作業することもなく、各班がひとつも見劣りすることなく限られた時間の中で内容をまとめられていたことに驚きました。
 2日目にはプレゼンテーションの他、OB講演として全国委員長も務められたこともある原唱三様の講演を拝聴することができました。経験に基づいた言葉はとても具体的で明日からすぐにでも実行したいと思える内容ばかりでした。
 IMG_5054その他、自主研修として翠嵐工房にて蓋置絵付け体験と見学、松栄堂にて練香体験、私は仕事の都合で参加できませんでしたが粟田焼きの絵付け体験、伊賀焼の作陶体験と盛りだくさんの研修でした。
 回を重ねるごとに他のLT会員と仲良くなり沢山の色々なことを話し、時にはぶつかり、そしてまた仲良く成長していることを実感しています。私事ですが18日が誕生日ということもあり会員全員からサプライズでお祝いしていただき、一生の思い出となりました。
 次回はいよいよ全国代表者会議で1年間の成果を発表致します。1年間学んできたことを全力で出し切りたいと思っていますのでどうか温かく見守っていただければと思います。

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札幌第一支部・学校茶道・青年部合同交流茶会


2平成28年8月28日(日)、北海道茶道会館にて、札幌第一支部・学校茶道・青年部合同交流茶会が行われました。第2回目の今年は、青年部15名が参加いたしました。学生はグループに分かれ、お客側、亭主側それぞれ薄茶二席を体験し、青年部は「和三盆のお干菓子作り体験」を担当いたしました。

各グループ30分という短い時間の中で、青年部が用意した材料を、学生が型に詰め干菓子を作りあげました。学生たちは、型からお干菓子を取り出す瞬間にドキドキ、恐る恐る、という手つきでしたが次第に上手になっていき、美しい仕上がりには歓声が上がりました。初めての体験の方も多い中、数種類の型を使い、桜の花やイチョウの葉をはじめ、様々なお菓子を作りました。完成したお干菓子は、薄ピンクと薄緑の彩がとても美しく、涼しげでした。また、くじ引きによるグループ分けのため、高校生も大学生も違う学校の生徒と一緒に作業することになりましたが、次第に打ち解けていきました。皆キラキラした瞳でお干菓子作りに一生懸命に取り組み、笑顔になっていく様子が微笑ましかったです。

出来上がったお菓子は、作り立てを立礼席でお客様にお出ししました。学生の皆さんには手作りの味を楽しんでいただくとともに、手作りでおもてなしをする楽しさと感動を味わっていただけたのではないでしょうか。

kasi28月初めに行われた青年部の研修行事では、会員自らがお干菓子作りを学び体験しました。その経験を生かして、限られた時間の中で学生がしっかりとお干菓子づくりを楽しめるように工夫しながら準備を進めました。当日は、青年部会員が協力し合ってサポートしたことで、会員同士の親睦もさらに深まりました。青年部として、学生のみなさんと一緒にお干菓子作りができ、とても楽しかったです。このように広い世代の交流ができるのも青年部の醍醐味であり、無限にある茶道の楽しみの一つと感じました。
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札幌第一青年部「無限碑清掃」

H280730札幌第一青年部17月30日(土)、裏千家北海道茶道会館にて無限碑清掃を行いました。当日は青年部会員12名が参加しました。前日までは天候が悪く雨が心配されましたが、当日は雨にあたることなく無事に実施することができました。翌日は茶道会館にて夏茶会が開催される予定で、無限碑も解放されるとのことでした。綺麗になった無限碑を参拝してもらいたいと、落ち葉やゴミ拾いのほか、飛び石についた汚れも入念に掃除しました。皆できれいになったお庭を眺め清々しい気分になりました。
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無限碑とは…
北海道は無限斎碩叟宗室居士の縁深い地であり、裏千家北海道茶道会館のお庭には遺徳を偲んで建立された無限碑があります。
毎年、5月から11月の間、札幌の青年部が交代で無限碑清掃をしております。先人の業績への尊敬と、身近なところにお家元の道場があり、青年部の行事でも使わせていただけることへの感謝の気持ちをこめて奉仕させていただいております。
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