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令和4年度 旭川青年部定期総会
令和4年8月20日に旭川青年部定期総会を開催したので、報告致します。
令和5年度は役員改選の年であることから、役員選考を主な議事とする青年部会員に
よる定期総会となりました。当日の出席者は、青年部会員5名、委任状提出者は6名
でした。
議事では、令和4年度の行事として7月9日に旭川青年部が主管を務めさせていただ
いた北海道ブロック研修会について報告致しました。また、役員選考については、継続や
新規の選出を含め承認を得ることができました。
令和5~6年度の役員選考を話し合う中で、課題としてあがったのは会員の減少であり、
新規の会員をどのようにして呼び込むか話題になりました。コロナ禍ではありますが、
その中でどのような活動しているか、自分たちが楽しく活動している様子などを親先生に
知っていただきお社中の方に伝えていただくこと、お茶会にお手伝いに来て下さる方との
つながりを大切にしていくことなどの提案がありました。
これからも工夫をしながら会員の皆様と力を合わせてまいりたいと思います。
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札幌第一青年部 研修行事「交趾焼絵付け体験」
令和4年8月7日(日)、近畿第一ブロック京都南青年部に所属されております中村
翠嵐工房の中村正史様を講師にお迎えしてZoomにて研修行事を開催しました。
研修前半は交趾焼についての講義をしていただきました。交趾焼は技法名であることや
著名な作品の紹介から始まり、歴史や名称の由来、完成までの制作風景、単色で映える
濃淡のつけ方、更には「趾」の簡単な文字変換の方法、と盛りだくさんな内容でした。
ハレの日を彩ることの多い交趾焼について知識を深めることができ、一同、ますます
交趾焼への興味が湧いてまいりました。
後半は事前に自宅に届けられた絵の具、筆など絵付け道具が入ったキットを用いて、
8種類の絵柄からご自身で選んだ銘々皿の絵付けを行いました。
見本の色通りに塗るのもよし、好きな色づかいにするのもよしということで、各人とも
楽しく、しかし真剣に作業にあたりました。絵付け中、難しい箇所や困ったこと、交趾
焼の扱いについてなど、会員からの様々な質問に対して気さくにお答えいただく中村様の
もと、終始和やかな雰囲気で研修を終えることができました。
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札幌第一青年部 研修行事「お道具屋さんに聞く!お道具のあれこれ!」
令和4年6月25日(土)、研修行事をZoomで開催し、会員22名が参加いたしました。
「お道具屋さんに聞く!お道具のあれこれ!」というテーマで、東北ブロック長
宮城青年部で有限会社金源堂6代目の金ヶ崎 政伸様を講師に招き、お茶会に向け
てのお道具の扱いについてお話していただきました。お道具屋さんの定義から始まり、
お道具の扱い、お茶会の基本などいろいろなお話をしていただきました。お道具の
扱いについてだけではなく、お茶会をする上で基本となるお茶会の目的やテーマの
大切さ、掃除などの準備の必要性を改めて教えていただきました。後半にはお道具の
扱い方実用編として、実際に紐の掛け方と蓋の向きや茶杓の扱い、棚の組み立て方を
デモンストレーションしていただきました。なかなか聞きづらい基本的なことや、
当たり前だけど知らなかった目からうろこの情報があり、内容が盛り沢山であっという
間の1時間でした。会員からは「普段聞けないことが聞けて良かった。」「お茶会に役
立つ情報が聞けたので今後に役立てたい。」などの感想をいただきました。今年の10月に
約2年ぶりのお茶会を開催予定の札幌第一青年部にとって、大変学びの多い機会となり
ました。
研修前には郵送した抹茶とお菓子をいただきながら、青年部行事紹介のスライドショーを
鑑賞いたしました。コロナ禍で例年行っている活動ができていなかったため、札幌第一
青年部の活動を紹介する内容で作成し、会員からも好評でした。また、A3用紙を折りた
たんで作成したしおりも、研修でのメモとしても活用でき好評でした。