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札幌第一青年部 第4回オンライン行事『卒業のつどい』  
          
 令和2年12月6日、「卒業のつどい」をオンラインにて開催いたしました。4名の今年の
卒業生のうち3名と会員合わせて29名が参加しました。


 始まるまでの間、画面上には青年部の懐かしい写真がスライドで流れ思わず顔がほころび
ました。部長より卒業生の紹介があり、そのままナビゲーターとして卒業生との座談会を
行いました。青年部での貴重な経験や一番の思い出など、興味深い話を沢山お聞きすることができました。
 その後それぞれで各人がお茶を点て、丸久小山園詰のお抹茶「和光」と清閑院製のお菓子
「椿の花」を皆で一緒にいただきました。レクリエーションのビンゴゲームでは卒業生に
選んでいただいた品物が景品としてプレゼントされ、楽しい一時を過ごしました。
 最後に卒業生からの言葉と、記念品として頂戴した5色の紙釜敷が紹介されました。

 初めてオンラインという形で開催しましたが、例年より卒業生のお話を沢山伺う事
ができ、また遠方の方や忙しい方も参加しやすく、直接会う事は叶いませんでしたが
沢山の仲間との有意義な時間となりました。

卒業のつどい2 卒業のつどい1

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札幌第一青年部 第3回オンライン行事『懐石講座』  
          
 令和2年10月31日、3回目となるオンライン行事として懐石料理人である中尾英力
先生をお招きし、参加会員16名に向けて懐石講座をしていただきました。

 最初に行った講義では懐石料理とは質素にして心のこもった料理であること、茶事の
懐石は濃茶の前に食す清らかなご飯であり命を食して生きることに思いをはせることの
大切さについてお話をいただきました。次に、ご飯の炊き方の実践指導いただいた際には
最大のおもてなしとは炊き立てのご飯であり、炊き立てとは「今炊けたもの」で5分前に
炊けたものは炊き立てではないという間合いについてや、お米に命の尊さを感じてよそう
ということを教えていただきました。

 質疑応答では、「懐石食器において、朱色の格調とは?」といった質問や、「自分が食べ
られる側なら、どんな思いで自分の命を役立ててもらいたいか?」という中尾先生の言葉が
深く心に残ったなどの感想が述べられ、大変有意義な時間となりました。

 中尾先生は、「伝統とは、かつて伝燈と書いた。比叡山で1300年火を消さないことが伝燈であり、新しい油を注ぐことでしか守れない。」と説かれました。茶道文化の伝統に触れ現代を生きる私たちも、新しい油を注ぎながら数百年という時間を繋ぐ一員として、丁寧に日々精進すべきであると感じる機会になりました。
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第49回ブロック研修会前礼  
          
去る3月7日ブロック研修会の前礼にブロック長、副ブロック長3名の4名で網走へ伺いました。

網走支部の幹事会でお時間を頂き、ご挨拶と共にブロック研修会について説明をいたしました。
2年越しの開催であること、今回は初めてのオンライン研修会で呈茶席も例年とは異なるスタイルになることを含め、おおよその研修会の流れについてお話させて頂きました。

ブロックと網走青年部で連携を取りながら初めての試みであるオンラインブロック研修会を迎える準備を進めております。
1人でも多くの青年部会員の皆様のご参加をお待ちしております、よろしくお願いいたします。