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 帯広青年部「30周年記念茶会」


 今年、帯広青年部は創立30周年記念を迎えました。十勝青年部から帯広青年部へと新体制になってから30年が経ち、被災地支援のために開催されるチャリティー茶会も兼ね、帯広青年部創立30周年記念茶会を開催致しました。今年のお題である「和」にちなんで平和、平穏無事をイメージし、帯広青年部が無事に30周年を迎えられることができたことを記念し本席では「無事」のお軸を掛け、籠に季節の花を入れ、波に千鳥の香合を飾りました。

  待合では帯広青年部の今までの活動を振り返っていただけるよう過去の写真等を用いて作成した動画を再生し、過去に研修会で作成した茶杓、金継ぎ、ガラスのお皿、菓子切りを飾り、実際に青年部の活動を直接目で見て味わっていただけるよう創意工夫を図り、当日を迎えました。

  今回は30周年記念茶会ということもあり、帯広青年部のOBの方々にもご協力いただき、現役青年部は長板二つ置きで薄茶を、OB席では立礼での薄茶で茶会を開催致しました。今年も現役青年部席では地元の柳月にお菓子をオーダーしました。被災地の方々や地域社会の方々の平和や無事を祈願し、平和の象徴である鳩の羽根をイメージした主菓子をご用意致しました。OB席では能登半島地震の復興祈願を込め、石川県小松市の老舗行松旭松堂のお干菓子を取り入れており、代表である行松宏展様からの直筆メッセージも飾られていました。帯広への感謝の言葉、「負けてたまるか」と力強く書かれた文字に、遠く離れていてもお茶を通して復興支援ができることを強く感じる経験となりました。

 OBの方々と交流できる機会は貴重な経験で、今年30周年を無事に迎えることができたのは歴代青年部の方々のおかげであり、現在茶会を開催できていることもOBの方々のお力添えがあってのことだと深く感じる一日となりました。来年はブロック研修会の主管を担当させていただくため、今回の経験を活かし帯広青年部らしい活動ができるよう邁進して参りたいと思います。


30周年1 30周年2 30周年3



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 帯広青年部「臨時総会」


8月4日(日)臨時総会をとかちプラザにて開催いたしました。

臨時総会ではことばの唱和、利休居士道歌の唱和、黙祷、青年部綱領の唱和を行い、今期部長の推薦のもと参加者全員の拍手をもって次期部長が決定致しました。

次期部長の就任にあたり今期部長より「それぞれが部長と同じ立場になった気持ちで取り組んでいただきたい」とお言葉をいただきました。また、次期部長より挨拶を頂載し、その他の役員については次期部長に一任され、後日通達されるという流れになりました。

 

新型コロナウイルスもまだまだ収束したとは言えない状況ですが、少しずつ元の日常に戻りつつあります。帯広青年部は少しずつ会員数が増えていますが、全員が役員を担わなければいけない現実もあります。今期部長の「それぞれが部長の立場に立って」というお言葉を胸に、次期部長を支え、今後も活動に励んでまいりたいと思います。



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 北見青年部「草木染め講座」


令和6年9月1日、トンボが舞い始めた秋晴れのなか、北見市在住の染織家で私たち青年部の先輩を講師にお迎えし、端野町公民館にて「草木染め講座」を行いました。

 

まず「色が見えるしくみ」「色の名前の歴史」「物が染まるしくみ」などについて学習し、色を定着させるには科学の知識、思い通りの模様を描くには数学の知識が必要になるなど新たな発見がたくさんありました。

 

その後、玉ねぎの皮でハンカチを染める実習に入り、本来は3日ほどかかる工程を数時間に短縮した「超早業玉ねぎ染め」を先生から教えていただき、みんな思い思いの仕上がり模様をイメージしながらハンカチを縛ったり輪ゴムで結んで玉ねぎの皮と一緒に煮込み、一日で作品を完成させました。

 

最後は一番気に入った作品を手に持って集合写真を撮影し、終始和気あいあいとした雰囲気で素敵な製作体験をすることができました。



1座学 2煮込み 3集合写真