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札幌第一青年部 定期総会

札幌第一青年部 定期総会  
 

平成27年2月1日、連日の風雪もおさまり穏やかな日に、北海道茶道会館3階において札幌第一青年部定期総会が行なわれました。
当日は42名の会員が参加し、その他西村宗友幹事長はじめ監事や育成委員会の皆様にお越しいただきました。23-1soukai
西村宗友先生より、「育成委員会には青年部部長経験者もおり、青年部に役立つ事を色々支援できると思っております。家元指導方針の『日本を知らない日本人の為の架け橋となろう』のお言葉通り、日本のことをあまり知らずに海外へ行く方々にも、少しでもお茶について教えていただければ、青年部としての実践になるかと思います。ぜひ心がけてくださいね。」と青年部へ暖かな励ましをいただきました。

また、総会前には札幌第一青年部茶会や例年の活動についてスライド写真で説明を行い、行事に参加できなかった会員や新入会員に理解を深めていただきました。毎年様々な趣向を凝らした活動を心掛けておりますので、今年主管となるブロック研修会への良い参考になればと思います。
長時間にわたる会議の合間にはほっと一息つけるようにご来賓と会員にお薄を差し上げました。節分が近いことから、お道具の趣向は茶碗に丹波の「掛分」を、琉球南蛮の花入れ「鬼の腕」には寒芍薬と雲龍柳を入れました。鬼の蓋置きや、お菓子は瑞祥庵作の愛らしい「赤鬼きんとん」には角に見立てた豆を添え、節分の追儺に見立てました。軸は「本来無一物」を掛けました。立春も目前に、災厄や邪気を追い払い新年の実りを迎えられるように、一年の始まりである総会を始めとして心を引き締め、青年部で助け合いながら心をひとつにして充実した活動を送れるようにと願いを託しました。新入会員のみなさんもはじめは緊張していた様子でしたが、美味しいお茶でほっと心なごんだ様子でした。

総会後にブロック研修会に向けて、第3回実行委員会を開催いたしました。今年度札幌第一青年部が一丸となって取り組む行事でございますので、各委員会とも沢山のアイディアを出してお客様に楽しんでいただけるように話し合いを進めていました。どんな趣向が飛び出すのか楽しみに待ちたいと思います。
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