小樽青年部「茶杓削り体験」
平成30年10月28日(日)、小樽市公会堂にて札幌第四青年部の鏡さんを講師にお招きして茶杓削り体験を行いました。
鏡さんが用意してくださった資料を参考にしながら、まずはそれぞれ完成図を頭に思い描き、鉛筆で竹片に下書きをしました。それをもとに、カッターや小刀を使って、茶杓を削っていきました。削る向きは、櫂先から切止です。最初の段階の荒削りは思い切りが必要で、コツをつかむまでが難しかったです。竹の繊維に沿って削ることが重要で、もし竹の繊維と逆目に刃を入れると簡単に割れてしまい、その失敗は茶杓にとって致命傷になることもある、という鏡さんのお言葉が印象的でした。
仕上げの際には、棗や畳などの上で茶杓が正しく座るかを確認しながら調整していきました。実際に置いてみると、重心のずれなどが分かり、調整がしやすかったです。また、袱紗にもひっかからないかという点も確認します。こういった作業を経て、切止を仕上げて完成です。
自分の描いたイメージに近づくように無心で茶杓を削る時間は心が落ち着き、それと同時に茶杓だけでなく自分自身とも向き合う時間になったように感じます。参加者の中には、茶杓削りを趣味にしようかなとおっしゃる方もおり、一同とても充実感に溢れ、有意義な経験となりました。
茶杓削り体験後は、講師を務めてくださった鏡さんへ感謝の意を込めて盆略点前で呈茶を行いました。
ハロウィンが近かったため、ハロウィンにちなんだお菓子や見立てのお道具等を使用し、さらに完成したばかりの茶杓を早速用いて一盌を差し上げました。
お呈茶を通して鏡さんと参加者との交流もより深まったように感じます。
茶杓削り・お呈茶と終始和やかな雰囲気に包まれ充実した時間でした。
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平成30年10月28日(日)、小樽市公会堂にて札幌第四青年部の鏡さんを講師にお招きして茶杓削り体験を行いました。
鏡さんが用意してくださった資料を参考にしながら、まずはそれぞれ完成図を頭に思い描き、鉛筆で竹片に下書きをしました。それをもとに、カッターや小刀を使って、茶杓を削っていきました。削る向きは、櫂先から切止です。最初の段階の荒削りは思い切りが必要で、コツをつかむまでが難しかったです。竹の繊維に沿って削ることが重要で、もし竹の繊維と逆目に刃を入れると簡単に割れてしまい、その失敗は茶杓にとって致命傷になることもある、という鏡さんのお言葉が印象的でした。
仕上げの際には、棗や畳などの上で茶杓が正しく座るかを確認しながら調整していきました。実際に置いてみると、重心のずれなどが分かり、調整がしやすかったです。また、袱紗にもひっかからないかという点も確認します。こういった作業を経て、切止を仕上げて完成です。
自分の描いたイメージに近づくように無心で茶杓を削る時間は心が落ち着き、それと同時に茶杓だけでなく自分自身とも向き合う時間になったように感じます。参加者の中には、茶杓削りを趣味にしようかなとおっしゃる方もおり、一同とても充実感に溢れ、有意義な経験となりました。
茶杓削り体験後は、講師を務めてくださった鏡さんへ感謝の意を込めて盆略点前で呈茶を行いました。
ハロウィンが近かったため、ハロウィンにちなんだお菓子や見立てのお道具等を使用し、さらに完成したばかりの茶杓を早速用いて一盌を差し上げました。
お呈茶を通して鏡さんと参加者との交流もより深まったように感じます。
茶杓削り・お呈茶と終始和やかな雰囲気に包まれ充実した時間でした。
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