岩見沢青年部 釣り釜での歓迎茶会
私ども岩見沢青年部は、北海道・札幌から約50km北東に離れた街で活動しています。会員は23名と多くはありませんが、和気あいあいと助け合って運営しているのが自慢です。
去る3月2日、当青年部にとって今年最初の行事である歓迎茶会を行いました。新入会員は2名。この春から中学生と大学生になる、まだ未成年の男の子です。それぞれの先生から「とにかくお茶が大好きなんです」という推薦のお言葉を受けての入会でした。ですから、ささやかでも茶席の雰囲気を満喫してもらおうと茶会の準備を始めました。
話を進める中で「3月らしい席にしたい」という提案があり、私たちとしては初めての試みでしたが釣り釜での春を感じさせる薄茶一席を用意することにしました。普段、茶会会場に使わせていただく先生のお稽古場を今回もお借りしましたが、鎖をかける鈎の関係上、いつもとは全く違う設えにしなくてはなりません。そのため屏風などで部屋を仕切ったり、壁床を作ったり……。先生方のお知恵をお借りしながら、試行錯誤して茶席を作り上げていきました。
まだまだ雪の残る岩見沢ですが、当日は青空も見えるなかなかの天気。ご招待した支部幹事長や新入生の先生をはじめ5名の親先生と新入会員を、8名の会員でお迎えしました。2名の新入生は緊張した面持ちではありましたが、半東との挨拶で「力いっぱいお手伝いしたい」と心強い言葉を返してくれるなど、頼りがいのある一面も見せてくれました。そして、たっぷりとお茶を召し上がってくださり、「お茶が好き」ということを感じさせてくれたのが何よりもうれしかったです。薄茶の後は席を改めての食事会。全員が自己紹介と今年の抱負などを発表し、なごやかに会は終了しました。
新しい仲間と共に、新しいチャレンジをした席での茶会からスタートできた本年。先生方のサポートを受けながら、1年間私たちらしくお茶を楽しむことができたらと思っています。最後に、今年の新入会員が今回の茶席に一言を添えてくれましたのでご紹介させてください。
●伊達賢哉くん(大学1年生)
「まだお茶会に参加する機会が少ないので、貴重な体験をさせて頂きました。ありがとうございます」
●中山颯馬くん(中学1年生)
「少し不安だったけど、楽しかったです」
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私ども岩見沢青年部は、北海道・札幌から約50km北東に離れた街で活動しています。会員は23名と多くはありませんが、和気あいあいと助け合って運営しているのが自慢です。
去る3月2日、当青年部にとって今年最初の行事である歓迎茶会を行いました。新入会員は2名。この春から中学生と大学生になる、まだ未成年の男の子です。それぞれの先生から「とにかくお茶が大好きなんです」という推薦のお言葉を受けての入会でした。ですから、ささやかでも茶席の雰囲気を満喫してもらおうと茶会の準備を始めました。
話を進める中で「3月らしい席にしたい」という提案があり、私たちとしては初めての試みでしたが釣り釜での春を感じさせる薄茶一席を用意することにしました。普段、茶会会場に使わせていただく先生のお稽古場を今回もお借りしましたが、鎖をかける鈎の関係上、いつもとは全く違う設えにしなくてはなりません。そのため屏風などで部屋を仕切ったり、壁床を作ったり……。先生方のお知恵をお借りしながら、試行錯誤して茶席を作り上げていきました。
まだまだ雪の残る岩見沢ですが、当日は青空も見えるなかなかの天気。ご招待した支部幹事長や新入生の先生をはじめ5名の親先生と新入会員を、8名の会員でお迎えしました。2名の新入生は緊張した面持ちではありましたが、半東との挨拶で「力いっぱいお手伝いしたい」と心強い言葉を返してくれるなど、頼りがいのある一面も見せてくれました。そして、たっぷりとお茶を召し上がってくださり、「お茶が好き」ということを感じさせてくれたのが何よりもうれしかったです。薄茶の後は席を改めての食事会。全員が自己紹介と今年の抱負などを発表し、なごやかに会は終了しました。
新しい仲間と共に、新しいチャレンジをした席での茶会からスタートできた本年。先生方のサポートを受けながら、1年間私たちらしくお茶を楽しむことができたらと思っています。最後に、今年の新入会員が今回の茶席に一言を添えてくれましたのでご紹介させてください。
●伊達賢哉くん(大学1年生)
「まだお茶会に参加する機会が少ないので、貴重な体験をさせて頂きました。ありがとうございます」
●中山颯馬くん(中学1年生)
「少し不安だったけど、楽しかったです」
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