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帯広青年部 会員研修 茶杓削り体験

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帯広青年部 会員研修 茶杓削り体験


令和5年10月21日(土)、札幌にお住まいの宮腰信博先生に茶杓についての実技研修を行っていただきました。

会場には、先生の作られた茶杓がたくさん飾られ、竹の美しさや作業のきめ細やかさを感じ、圧倒されるばかりでした。午前中は、パワーポイントにて茶杓講座をしていただきました。茶の湯と茶杓の歴史、古文書などによる記録や、茶杓のつくりについてご講義いただきました。茶杓について様々な歴史や背景を知ることができ、午後の茶杓削りに対しての心構えも変わっていったように思います。

午後は、茶杓削り体験をしました。先生が仕入れ、割り、匙の部分を曲げてくださった竹を使用し、小刀で仕上げていきました。削る方向、形、長さ、厚みなど、それぞれが作りたい茶杓のイメージに合わせてアドバイスいただきました。どの会員も集中して、時には手本の茶杓やほかの会員の茶杓と見比べながら作業をし、完成させることができました。

最後にはそれぞれが削った茶杓を持ち、先生と一緒に集合写真を撮りました。どの会員も大満足の研修になったと思います。

また、先生より「掻竹(そうちく)」という、棗の抹茶を整える道具をいただきました。今後の茶会の際にも使わせていただきます。


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