小樽青年部「宗家研修」
*開催日*
平成29年6月11日(日)~6月12日(月)
*場所*
樂美術館
吉村樂入
宗家、裏千家学園
茶道資料館
大徳寺(金毛閣、聚光院)
昨年小樽青年部は50周年を迎え、記念行事として6月12日に宗家研修を受けることになりました。今回ご縁をいただき東京第七西青年部と宗家研修をご一緒させていただきました。小樽青年部より8名、東京第七西青年部より28名参加致しました。前日には、事前研修として樂美術館にて特別鑑賞茶会へ小樽青年部と第七西青年部と合同で参加致しました。当代がご亭主という滅多に経験することの出来ない茶席で、普段手にすることの出来ない当代長次郎の樂茶碗をはじめ歴代のお茶碗で、詳しいお話を拝聴しながらお茶をいただきました。また、吉村樂入さんにて樂茶碗の作陶体験を小樽青年部のみで体験致しました。
吉村樂入さんでは、茶室にて薄茶を一盌いただき、温かくお招きくださいました。作陶は半日コースで行い、土から手びねりで形を形成する部分とあらかじめ形成し乾燥されてある茶碗を削る部分の体験をさせていただきました。それぞれ作りたい形を想像して作陶しましたが、茶碗の厚さや形、高台の削り具合といった細かい部分で、個々で違うものが出来上がりました。削る作業以降は吉村樂入さんにて仕上げになるため、参加部員皆完成を楽しみにしております。
12日宗家研修当日を迎えました。裏千家学園2階教室にて、白波瀬宗幸業躰先生を講師として「茶事の道具の取り合わせについて」ご講義していただきました。道具の取り合わせとは、亭主のおもてなしで取り合わせるものだと学びました。ご講義の後は、学園の講義を見学させていただきました。
茶道会館にて、平成29年春夏展「やきもの巡り 京都・滋賀編」が会期中のため、貴重な展示を見ることができ、良い経験となりました。
小樽青年部のなかには初めて兜門を通るものもおり、通った後、後ろを何度も振り返っていました。寒雲亭を拝見し、貴人の付き人の控える場所があることや、露地の言われについてご説明いただきました。平成茶室にて薄茶を一盌いただき、京都は梅雨入りしたため、色鮮やかなあじさいを思わせる色合いのお菓子をいただきました。
場所は宗家を離れ、大徳寺へ移動し金毛閣を登楼しました。長い年月が経過いているとはいえ、天井の絵画は色鮮やかで利休像も褪せていませんでした。その後は聚光院にて利休居士墓参し、宗家研修が終了致しました。
宗家研修を通じて、合同で行動致しました東京第七西青年部と交流を深めることができました。また、実際に拝見し空間にいることで五感で学習することができ、有意義な研修をうけることができました。宗家研修で学んだことを日々の稽古に生かして精進していきたいです。
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*開催日*
平成29年6月11日(日)~6月12日(月)
*場所*
樂美術館
吉村樂入
宗家、裏千家学園
茶道資料館
大徳寺(金毛閣、聚光院)
昨年小樽青年部は50周年を迎え、記念行事として6月12日に宗家研修を受けることになりました。今回ご縁をいただき東京第七西青年部と宗家研修をご一緒させていただきました。小樽青年部より8名、東京第七西青年部より28名参加致しました。前日には、事前研修として樂美術館にて特別鑑賞茶会へ小樽青年部と第七西青年部と合同で参加致しました。当代がご亭主という滅多に経験することの出来ない茶席で、普段手にすることの出来ない当代長次郎の樂茶碗をはじめ歴代のお茶碗で、詳しいお話を拝聴しながらお茶をいただきました。また、吉村樂入さんにて樂茶碗の作陶体験を小樽青年部のみで体験致しました。
吉村樂入さんでは、茶室にて薄茶を一盌いただき、温かくお招きくださいました。作陶は半日コースで行い、土から手びねりで形を形成する部分とあらかじめ形成し乾燥されてある茶碗を削る部分の体験をさせていただきました。それぞれ作りたい形を想像して作陶しましたが、茶碗の厚さや形、高台の削り具合といった細かい部分で、個々で違うものが出来上がりました。削る作業以降は吉村樂入さんにて仕上げになるため、参加部員皆完成を楽しみにしております。
12日宗家研修当日を迎えました。裏千家学園2階教室にて、白波瀬宗幸業躰先生を講師として「茶事の道具の取り合わせについて」ご講義していただきました。道具の取り合わせとは、亭主のおもてなしで取り合わせるものだと学びました。ご講義の後は、学園の講義を見学させていただきました。
茶道会館にて、平成29年春夏展「やきもの巡り 京都・滋賀編」が会期中のため、貴重な展示を見ることができ、良い経験となりました。
小樽青年部のなかには初めて兜門を通るものもおり、通った後、後ろを何度も振り返っていました。寒雲亭を拝見し、貴人の付き人の控える場所があることや、露地の言われについてご説明いただきました。平成茶室にて薄茶を一盌いただき、京都は梅雨入りしたため、色鮮やかなあじさいを思わせる色合いのお菓子をいただきました。
場所は宗家を離れ、大徳寺へ移動し金毛閣を登楼しました。長い年月が経過いているとはいえ、天井の絵画は色鮮やかで利休像も褪せていませんでした。その後は聚光院にて利休居士墓参し、宗家研修が終了致しました。
宗家研修を通じて、合同で行動致しました東京第七西青年部と交流を深めることができました。また、実際に拝見し空間にいることで五感で学習することができ、有意義な研修をうけることができました。宗家研修で学んだことを日々の稽古に生かして精進していきたいです。
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