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札幌第一青年部 「北海道開拓の村 市民呈茶」

札幌第一青年部 「北海道開拓の村 市民呈茶」

 1点前畑井 去る6月12日(日)、北海道開拓の村にて毎年恒例となっております市民呈茶を開催いたしました。当施設は、明治から昭和初期にかけて建築された北海道各地の構造物を、広大な敷地に移築復元・再現した緑豊かな野外博物館です。この中の一施設である旧武井商店さんをお借りし、レトロな雰囲気の中お呈茶をいたしました。

 前田宗源筆の短冊「山水有清音」に点前道具は御園棚に釜は風鈴釜。茶杓は会員作の「緑風」、薄器は中村湖彩造「遠山蒔絵内朱」など、初夏を思わせるお道具を使用いたしました。この日は親先生方をはじめ、230名を超えるお客
様にご来場頂き大盛況でした。

 2-1特に茶道の体験コーナーでは、たくさんの親子連れの方が参加し、実践していただく事によって茶道にじかに触れていただきました。お子様たちの楽しげな表情がとても印象的でした。中には、毎年楽しみに来ていただいているお客様もいらっしゃり、嬉しい限りでした。今年は26名の会員が参加しました。昨年に続き学生会員が多く、青年部の活動をより理解してもらえたようでした。天候を考慮し、野点は出来ませんでしたが、室内の立礼席でいつもと違った落ち着いた雰囲気を楽しんでいただけたのではないかと思います。

 多くの先生や卒業生におかれましては、遠方より足を運んで下さり誠に御礼申し上げます。また、北海道開拓の村の皆さまには市民呈茶にご協力いただき、感謝申し上げます。今後も、このような充実した活動を続けていきたいと思います。

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