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第54回北海道地区大会「青年部のつどい」PR in 初点!

今年は沖縄地方にまでみぞれの降る例年にない冬を迎えておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。また、連日の雪では大変な毎日をお過ごしのこととご案じ申し上げます。釧路では、氷点下の平成28年1月24日(日)に初点が行われました。その際に「全ての青年部会員の皆様にメッセージをお送りしたい!」との思いから、親支部先生を中心に写真を撮影いたしました。

来る平成28年9月10日(土)11日(日)、第54回北海道地区大会を釧路支部主管にて開催させて頂きます。前大会より新設されました『青年部のつどい』に於きまして、お家元直々に青年部会員へ向け御講話を賜る、大変貴重な機会かと存じます。

image9月の釧路は、短い夏と海霧の季節が過ぎ、涼しくも湿原の緑と花の残る、穏やかな時を迎えます。牧草地には鶴や鹿、釧路川のカヌーでは大自然を満喫でき、阿寒湖畔や川湯など、泉質の異なる温泉地も沢山ございます。秋刀魚や牡蠣、ジビエ料理や地元グルメは一味も二味も違い、何より、広大な空をキャンパスに描き出される夕景は、釧路最大の魅力です。会場近くの幣舞橋や米町公園からは、天候さえ許せば素晴らしい夕陽をご覧頂くことができます!

imageまた、本年3月には道東自動車道阿寒ICが開通し、アクセスはさらに良くなります。釧路たんちょう空港から会場までは、連絡バスで1時間弱。JR釧路駅をご利用の方は、市民の台所・和商市場に近く、新鮮な海産物や名物「勝手丼」をお楽しみ頂けます。

今秋は是非釧路に足をお運びください。1人でも多くの方々にお越しいただけます様、心よりお待ち申し上げております。

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帯広青年部「チャリティー茶会」


image11月29日(日)、とかちプラザにて、毎年恒例の「チャリティー茶会」を実施しました。前日に大雪が降ったため足下が悪く、師走も近かったので、どれくらいのお客様に来て頂けるか不安でしたが、150名程、お迎えすることができました。
今年は、私達の住む「十勝」をテーマに皆で知恵を絞り、設えを考えました。和室に御園棚を用いて立礼席とし、床も棚を置いて立礼様にアレンジしました。軸は「一華開五葉」。会員一人一人が知恵を出し合い、協力して、精一杯のおもてなしが出来るように願いを込めました。菓子は、十勝川温泉上空に浮かぶ「気球」を模したものとしました。この菓子は、今年度の会員研修「和菓子作り体験」で、実際に作る体験をしたものです。気球が十勝の空を漂っているような風景を表現したかったので、お出しする際には、懐紙と青い用紙で、雲と空を表現しました。主茶碗には、「白樺」をイメージして作られたものを用い、白樺並木が広がる十勝の風景を表現し、好評を頂きました。

imageお客様は終始笑顔で、お菓子を目にして「お菓子の可愛らしいこと」「食べるのが勿体ないわね」など、感嘆の声をあげてくださり、和やかな雰囲気で席を進めることができました。年末に向けて慌ただしくなる前の、心が温まるような冬の一日でした。

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岩見沢青年部「卒業・歓迎茶会」

12月13日にプレミアホテルツバキ札幌、日本料理花城の北辰庵にて卒業・歓迎茶会を行いました。卒業生1名と新入会員4名、それぞれの親先生を迎え続き薄茶、続いて他の会員もまじえて昼食となりました。
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茶席では新入会員が席入りの仕方など親先生にお聞きしながら入り、少し緊張もあったようですが、昼食では和やかな雰囲気で話が弾みました。

卒業生は役員もつとめられた方で名残惜しく、また新入会員は全員十代から二十代とフレッシュな顔ぶれ、今後の活躍に期待できそうです。

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帯広青年部「クリスマス茶会・忘年会

image12月20日(日)、帯広の森交流館茶室にて、「会員茶会」を行いました。例年は「卒業茶会」となるのですが、今年度は卒業生がいないため、会員茶会となりました。企画・運営は「あおぞら委員会」が担当し、クリスマスの趣向で行いました。特に、若い会員が先輩に教わりながら頑張っている、頼もしい姿が見られました。
image待合には、クリスマスのリースやツリーが飾られ、会員から自然と笑顔が漏れるような趣向。本席の床には、「無事」の一字が飾られ、一年間の青年部活動を無事終えることができた、感謝の気持ちが表現されていました。お菓子は、サンタクロースをイメージした金団、クリスマスアイテムを象った数々の干菓子。点前は続き薄茶として、特に薄茶の茶碗はクリスマスのものを多く使い、互いに見せ合いながら、楽しく会話も弾みました。亭主からの「欧米では、クリスマスは家族で過ごすもの。私達青年部も家族のように絆を深めていけたら」というお話にも、一同共感することができました。
茶会後は、会場を移して忘年会を行い、おいしくお料理をいただきながら懇親を深め、互いに一年間の労を労い、次年度への活力を養いました。

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年頭のご挨拶

2016年01月03日
年頭のご挨拶  

image新年明けましておめでとうございます。
皆様に於かれましては、健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、昨年から役員新体制で臨んだ北海道ブロックでありましたが、2月の協議会・役員研修、5月のブロック研修会、7月には初めての開催となる第一回子供茶道教室、そして11月には北海道ブロック創立45周年記念式典と、大きな行事が続いた一年でありました。
ひとつの行事を終えるたびに、共に助け合いながら活動していく仲間の大切さを思う「絆」に繋がっていったと感じられました。
本年は「ナショナルコンファレンス2016inいわき」が福島県いわき市にて開催されます。
いよいよ私たち青年茶人が一碗をもって何ができるか、いわき市に添った心の支えを全道、全国の仲間と共に実践するときがやって参りました。
想いがひとつになった友情と絆の力は地域の力、日本の力となり未来を変えていくと信じています。
全道からたくさんの参加者が募りますよう宜しくお願い申し上げます。
今年は丙申(ひのえさる)。
十干(じっかん)と十二支(じゅうにし)を組み合わせた60の周期は中国で古くから日を数えるのに用いられ、日本に伝わって年をよぶようになったそうです。
60年たてば暦の上で元に戻ることから「還暦の祝」が行われる。
「もとのその一」を心に、ご宗家、総本部、北海道地区吉野地区長、顧問相談役、北海道ブロックの歴史を紡いできた全ての先輩と仲間たちに敬意と感謝をもって、充実した活動を行って参りましょう。
この一年がより佳き年となりますよう心より祈念いたしまして、新年の挨拶とさせて頂きます。
                       

北海道ブロック ブロック長 宮川 寛隆




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