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2014年07月24日
札幌第一青年部 「北海道開拓の村」市民呈茶

d1k1s.jpg 本年6月1日(日)、北海道開拓の村において、あかしあ委員会が担当し、呈茶をさせていただきました。
 会場には、例年どおり1886年(明治19)頃に設計・施工された、旧武井商店酒造の建物をお借りして、青年部会員32名が参加し、野点を行いました。当日は、野点にふさわしいとてもお天気に恵まれたお茶席となりました。親子連れの姿が多く、賑やかな声も聞こえてまいりました。
 御園棚を用いた立礼席は、例年とは棚の置く場所を変えて外の景色との調和も楽しんでいただきました。茶道を知らないお客様にもわかりやすくお点前や道具の説明をいたしました。説明があると、とても分かりやすくて良いですとの感想もいただきました。
 野点傘に「喫茶去」の短冊を掛け、鯛釣草と敦盛草を入れました。上野焼の緑が鮮やかな水指には水辺の鳥、棗には兎が描かれ、蓋置は三馬蹄を用いました。お茶杓は、会員の手作りで銘を「竹馬」といたしました。喫架のお客様には過去の行事で作成した銘々皿でお菓子をお出ししました。お菓子はハスカップ餡入りのお饅頭をお出ししたところ、とても喜んでいただくことができました。また色鮮やかなお茶碗を興味深く拝見されているお客様もいらっしゃいました。
d1k2s.jpg お客様自身にお茶を点てていただく体験コーナーも設置し、ご自身で点てたお茶と会員が点てたお茶を飲み比べているお客様もおり、会員が点てたお茶がとてもおいしいと好評をいただきました。体験コーナーではたくさんの家族連れのお客様がいらっしゃいました。小さなお子様は慣れない正座も一生懸命してくれ、とても微笑ましかったです。お子様だけではなかなかお茶が点てられず、お父さん、お母さんと協力して一碗を点ておいしそうにお茶を召し上がっておられました。体験コーナーの後に立礼席を勧めるとおいしいお茶がまだ飲めるなら飲みたいとおっしゃってくださり、喜んで立礼席に向かわれるお客様が多数いらっしゃいました。当日は呈茶、体験コーナー共にお客様が途切れることなく、賑やかな声が常時聞こえて、お客様の喜ぶ姿もたくさん見られました。
 今回、学生会員の沢山の参加があり、会員の楽しそうな笑顔もたくさん見られる呈茶となりました。
 遠方にも関わらず、多くの先生、先輩に足を運んでいただきましたことに御礼申し上げます。また北海道開拓の村の皆様には今年も歴史的な建築物をお借りして、市民の皆様に呈茶をさせていただき感謝申し上げます。

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2014年07月18日
北見青年部 第43回ブロック研修会を終えて

7月12日(土)北見市・ホテル黒部にて開催されました第43回ブロック研修会を無事終了することができ、主管青年部を代表いたしまして厚く御礼申し上げます。
当日は心配していた台風の影響もなく、ご遠方からお越し下さいましたご来賓の方々、支部親先生、全道から集いました青年部の皆様に深く感謝いたします。
この度の研修会では総本部松尾様の総本部報告にはじまり、先のナショナルコンファレンス2014研修報告、LT出向員報告と、実りある経験談を拝聴いたしました。また研修Ⅱでの、たん熊北店主人 栗栖正博先生のご講演では、茶懐石の奥深いご講演と大変勉強になりました。
終日を通して主管青年部として至らないところがあり、ご参加下さいました皆様にはご迷惑をお掛けいたしましたことと存じますが、この反省を糧にこれから私たち北見青年部がさらに一つになりこれからの活動に精進して参る次第です。ありがとうございました。

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2014年07月18日
小樽青年部 和菓子制作体験

tirashi.jpg 和菓子処 小樽つくし牧田氏にご指導頂き練りきりの和菓子を一人三個制作しました。
 新体制になり初めて先生方と青年部OBをお招きして行いました。
 午前と午後の二部制にして、午前の部は先生方と社中の皆さんを対象に行い、青年部活動の内容や過去の活動で制作した物を展示し、新入部員勧誘につながればとの思いでした。
 午後の部はOBと青年部との交流を目的に一緒に和菓子制作を行いたいと思いましたが、 参加してくださったOBは二名でした。ですが、再来年の青年部創立50周年の話をする事が出来、これからの方向を青年部で話し合う機会が持てました。
 つくし牧田さんの説明も詳しく、初級(菊の花)、中級(あじさい)、上級(桜)と段階を踏んで制作しました。
 参加された方々は皆さん一喜一憂されていました。出来上がったお菓子を食べるのがもったいないとか、社中の皆さんに見せるなど召し上がらずにお持ち帰った方がほとんどで、その場で食べた方は出来立ては美味しいと絶賛されていました。
 最後にアンケートを書いて頂きましたが、ほとんどの方が「楽しかった」「また参加したい」と好評でした。

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2014年07月10日
札幌第二青年部 学校茶道合同茶会
 プロジェクトメンバーを選出し当日に向けて幾度とない会議を行い、お菓子やお茶の選定、道具組みの検討を通して、会員が合同茶会という一大行事に向けて同じ方向に向かって進んでいき、当日は総勢30名で担当しました。

D2002s.jpg 1階嘉祥軒での濃茶席では、額紫陽花を入れ、お香合は「蜑小舟香合」を使い、お菓子は「願いの糸」とし涼しさを感じてもらえるようガラス製の菓子器を使用しました。
3階大広間での点心席では笹を飾り会員が短冊を作成し、箸置きも笹船を折り紙で折って作りました。札幌の初夏の清々しさや、七夕そして青年部ならではの雰囲気が伝わるようなお席となったと思います。待合では青年部活動のスライドを流し、好評でした。
 2階立礼席では学校茶道の皆さんの初々しい姿に初心を思い出し、海外からの留学生も参加しており日本文化を学びたいという姿勢に気持ちを引き締めることができました。

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 当日の水屋では各会員が積極的にやるべきことを見つけて自ずと仕事をしていた姿を見て、人手が足りないのではないかという不安が、杞憂であり、うれしい誤算となりました。
 なかなか会員全体で集まりをもてないなか、とても良いチームワークを発揮して、一期一会の心でおもてなしできていたように思います。
 「やるときはやる」という札幌第二青年部の持ち前の力が集結し、発揮できた茶会となりました。

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