No.99「写真から生まれる秩序」

~コラム~
コラムNo.99「写真から生まれる秩序」
写真は記録を残すための物、カメラは記録を残すための道具、そういう固定観念があり、これまで携帯電話で写真を撮っていました。
そんな中、ある知人が言っていました、「多くの写真の中に秩序がある」と。「その秩序は自分で発見でき、その秩序が発見できれば、その写真が作品に変わる」と。
そんな折、広報をするようになり、中古のカメラを購入いたしました。携帯電話から一眼レフカメラへ。何も変わらないと思っていた写真がどんどん面白くなり、行動や表情がより鮮明になり、自分なりの秩序が見いだせるとそれらの記録が大切なものとなりました。
たった一枚の写真が世界観を変えてくれる、言い過ぎかもしれませんが、こんなに面白く取り組みがいのあるものはありません。茶道であれば、一碗が召し上がった方の世界観を変えることです。写真を撮るように、茶道にも大切に取り組みたいと思います。

3月は、旅立ちや船出のときと言われています。4月から新たなスタートです。これからの活動をしっかりと写真に残し、後世に写真を通して想いを残せたらと思います。また、部長として任期最終年です。写真に記録として、自分の想いを残していきたいと思います。