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四国

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水引研修1日目は、ナショナルコンファレンス2016 in いわき「竹取物語」で四国に嫁いできたお茶杓が展示されたお呈茶席から始まり、総本部報告・全国委員会助言や伊予水引を使ったワークショップ、夕食懇親会での書道ガールズのモデルとなった愛媛県立三島高等学校書道部のパフォーマンスと盛りだくさんの内容で、四国の皆さんの暖かい心遣いを感じる一日でした。
2日目もお呈茶席から始まり、前日とはうって変わった雰囲気は圧巻で、主管青年部の発想力の豊かさにとても驚きました。その後、今日庵業躰徳丸宗敏先生による『火入れの灰形・莨盆との合わせ 風炉の灰について』と題した実技講習を受けました。業躰先生から直接火入れの灰形をご指導していただくことも、詳しく莨盆についてお話を聞くことも初めての事だったのでとても貴重な経験となりました。
他ブロックの行事への参加は初めてでしたが、温かいおもてなしで緊張していた心をほぐしていただき、楽しく充実した時間を過ごすことが出来ました。四国ブロックの玉井ブロック長はじめブロック役員の皆さま、そして、会員の皆さまに心より感謝申し上げます。また、外に出て初めて気がつくことが沢山あり、ぜひ他の会員の皆さんにもブロック間交流に参加して欲しいと感じました。         佐渡佳子

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10月29日(土)に四国中央市で開催された四国ブロックの研修会に参加させていただきました。
私にとっては、初めてのブロック間交流への参加。今回主管の三島青年部部長さんと、代表者会議の懇親会席でご一緒させていただいたご縁があったこともあって、思い切って参加させていただくことに決めました。
出発当日の北海道は雪も積もって、冬到来という日でしたが、四国の高松空港に着くと、まだ紅葉も始まったばかりで、暖かな気候。街中には実をつけたミカンの木もあったりして、北海道とは全く違う景色に、感動するやら緊張するやら……。

最初にうかがったのは、研修会のお呈茶席。入り口には、NC2016の茶杓交換プロジェクト「竹取物語」で、四国ブロックから参加された方たちが交換した茶杓がずらりと並んでいました。私自身もNC2016に参加させていただいたので、自分が茶杓作りをしたときのことや、NC2016での思い出などに思いを巡らせることができました。興味深かったは、茶席の設えです。ミニクーパーのバンパーを利用して作ったという棚が、立礼棚に見立ててあって、その発想の自由さにとても驚かされました。それから、うれしかったのは、売り切れ必至という地元のお茶屋さんが作った「霧の森大福」をお菓子でいただけたこと。ちょうどその直前に、四国ブロックの方から、この大福の稀少さをうかがっていたので、おいしさも倍増でした。

呈茶席はもちろん、研修会で印象に強く残っているのは、全国代表者会議の副議長である松井さん(東海ブロック長)の助言と、研修の水引の講義です。
松井ブロック長の助言では、部員間のコミュニケーションのとり方などで、実践しやすいアドバイスをしてくださって、普段、私自身が青年部活動で迷っていることや不安を感じていることへの、答えの一端が見えた気がして、心に深く響きました。
それから研修では、四国の「伊予水引」のことについての講義と体験ができ、本当に楽しかったです。何気なく見ていた水引ですが、どんな歴史があって、そこにどんな心が込められているのかを教えてくださり、私にとってはまったく知らないことだらけで、これからのし袋の見方や選び方が変わりそうです。水引制作体験は、10人ほどのグループに分かれて行われ、講師の先生や、主管青年部の方たちに手取り足取り教えていただきながら、時間内になんとか淡路結びや梅結びを作ることができました。水引制作を通じて、初対面の方ともコミュニケーションがとれたことは、私にとって貴重な体験となりました。研修というと、なんとなく講義を聞いたりするイメージが強かったのですが、こんなふうにみんなで体験をすると、別の青年部の方とも自然に交流できるんだなと思って、これからの青年部活動になんらかの形で活かせたら、と感じました。

初ブロック間交流というだけでなく、初四国上陸ということもあって、行くまではかなり緊張していましたが、想像以上の実り多い時間を過ごすことができました。そして、来賓控室に通していただくなど、人生初のVIP待遇でちょっぴりいい気分に浸ることもできました。
私の都合で、研修会は1日しか参加できませんでしたが、一日だけでも本当にお邪魔させていただいてよかったと思っています。
今回迎えてくださった四国ブロックの方たち、ご一緒させていただいた東海ブロック長の松井さんや、宮川ブロック長、小島幹事長、苫小牧青年部の佐渡さんに、心から感謝しています。本当にありがとうございました。
また、ブロック間交流への参加を迷っていた私の背中を押してくださった、先生や社中の方々にも、この場を借りてお礼申し上げたいと思います。  金子美里