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会議はLT出向員の修了式から始まります。
1年の活動の報告の発表があり、出向員の代表幹事から御家元へ感謝の言葉を述べられる際、整列する出向員は涙を浮かべられている方が多く、こちらももらい泣きする場面も。
1年で6回京都に通うのはたやすいことではないでしょう、LT研修に行けば必ず会えた仲間とのしばしの別れ、支えてくれた所属青年部や師匠を思い浮かべ、充実した日々を振り返ると自然と涙がこぼれるのもわかるような気がします。
LT出向員でなければ得られないものがたくさんあることを感じるひと時です。

そして、御家元からのお話を頂戴します。
来年で東日本大震災から5年を迎えるため、風化させないように、とのお話や
来年はナショナルコンファレンス(全国の青年部会員希望者が参加する全国行事)を福島県いわき市で開催する、といったお話がありました。
また、『近隣の青年部と自分の青年部を比較するのではなく、昨年の自分の青年部と今年の青年部を比較して、豊かな土壌を作れるように努力していくこと』とお話くださいました。

小川愛一郎全国委員長からは、「青年部だからできない…という理由を探すのではなくて、青年部だからこそできること、青年部でもできることを探していくように」と、前向きに行動していく指針をお話くださいました。

それからは、個人情報に関する取り扱いと、マイナンバー制度について、青年部会員数について総本部からの説明と報告を頂きました。

来年6月に行われるナショナルコンファレンス2016 inいわきについての決定事項とあらましをお伺いし、1日目の会議が終わりました。

会議が終了すると、いよいよ他青年部の部長さんと交流できる懇親会。
お互いの青年部活動の報告をしたり、地元の名産の話をしたり、おいしい食事と共に話に花が咲き、あっという間の2時間です。

懇親会後は、各ブロックで交流を深めるブロックナイトを行うため、京都の街にちりぢりになっていきます。
複数で交流するブロックもあれば、今年の北海道のように周年行事をねぎらおうと単独で行うブロックもあります。
ちなみに、全国の青年部は16のブロックに分けられています。
「ただ飲むだけ・・・」と思われているかもしれませんが、ここでも道内の青年部でどんな行事を行っているか、来年の北海道ブロックとしての行事に何があるかなど話し合いもきちんと持たれています。
初日の最後はラーメンで締めくくりました。

2日目は9時から会議が始まります。
その前に朝食をとらなければなりません。
嬉しいことにリーガロイヤルホテル京都には「たん熊北店」が入っています。
昨年のブロック研修会でご講演いただいたご主人・栗栖パスト全国委員のお店です。
あの講演の中でお話されていた「おいしい出汁の取り方」を思い出しながら朝食を召し上がった部長さんもいたのではないでしょうか。

2日目は、東日本大震災を機に始めた「チャリティー呈茶/チャリティー茶会」をテーマに実際にその活動を行っている苫小牧青年部、東北ブロック、近畿第二ブロックの代表の方からのお話がありました。
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特別講演として、東日本大震災当時の全国委員長でいらっしゃった高祖様から当時の全国委員としての活動をお話されました。
安否確認をした際の「全員無事です」という、各青年部からの報告に安堵した反面、東北の青年部でお一人お亡くなりになったことを知った時のお気持ちをお話くださった時はすすり泣く部長も数多く、当時のことを思い返されていたのではないでしょうか。

最後にパネルディスカッションとして、関東第一ブロック長の松浦ひかりさん、東北のブロック副ブロック長・郡山青年部部長の諸橋武明さん、宮城青年部部長の結城久仁雄さんから、当時の状況と4年経った現状のお話がありました。
「震災当時の支援とこれからの支援」の違いを考え、「今は心のケアの支援がほしい」との話があり、まだまだ癒されていないこと、風化させてはいけないことを痛感した2日間でした。

各青年部会員の代表として部長が会議に出席しているわけですが、「部長なんだから、そのくらい当たり前」なんて、どうか他人事とは思わないでください。
土日のゆっくりしたい休みを青年部のために、費やしているのです。
そして、会議でどんな話を聞いてきたのか、どんな雰囲気なのか、など些細なことでも構いませんので部長に積極的に質問してみてください。
そして、来年も実りある有意義な青年部活動への協力をよろしくお願いいたします。

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