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小樽青年部設立50周年記念大会


IMG_5436平成28年10月1日(土)グランドーパーク小樽にて、裏千家事務総長・淡交会副理事長 関根秀治様をはじめ、ご来賓の皆様、小樽支部役員の皆様、諸先生、諸先輩、会員の皆様、道内の青年部の皆様の御出席のもと、小樽青年部設立50周年記念大会を開催いたしました。
午後1時からの呈茶席では、心を込めた一盌とともに皆様をお迎えいたしました。
記念式典では、小樽市副市長 上林猛様、裏千家事務総長・淡交会副理事長 関根秀治様、小樽支部支部長 西條文雪様から御祝辞を、鵬雲斎大宗匠様、坐忘斎御家元様から御祝電を頂戴いたしました。また、小樽青年部50年のこれまでのあゆみをスライドで振り返りました。
 記念講演会では、小樽市博物館指導員 櫻井美香様より「小樽・お菓子の歴史」をご講演頂き、小樽のお菓子の歴史や木型職人等について興味深く拝聴いたしました。
祝賀会では、御出席の皆様、開催にあたりご支援くださった皆様、そしてこれまで小樽青年部の歴史を築いて来られた先輩に感謝を申し上げ、一緒に祝杯を上げました。
この度の設立50周年記念大会の開催に際し、御来賓の皆様、幹事長先生をはじめ支部の先生、会員の皆様、温かく御協力くださった卒業生の皆様、北海道ブロックの皆様、各青年部の皆様に心から感謝を申し上げます。
私達も、これまで先輩方が紡いで来られた小樽青年部の歴史を、これからも引き継いで活動して参りたいと思います。
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釧路青年部「クリスマス茶会」

 IMG_5426平成28年12月23日の釧路は、前夜から絶え間なく降り続く雪で一面真っ白。そんな中、釧路市交流プラザさいわいにおいて、クリスマス茶会を行いました。
 「沢山の方に、気軽に足を運んで頂きたい。」そんな思いを込めて、色紙は小形部長ご準備の、サンタさんいっぱい『Merry Christmas』。御園棚もツリーのタペストリーで飾り付け、実際にツリーも組み立てプレゼントをあしらいました。お点前さんやお運びさんも皆、サンタやトナカイさん。お茶は小山園詰「聖夜の白」、お干菓子は鎌倉・豊島屋御製の金平糖「福集い」とミリエーム御製氷菓子を、利休袋開始でプレゼント風に詰めたもの。お道具揃えも、全てクリスマスや雪に因んだもの尽くしで、外とは対照的に、とても賑やかなお席となりました。
 一夜にして膝下近くの積雪の中、長靴にお着物にて足をお運び頂いた皆様には大変心苦しくもありましたが、「雪かき後の一服は格別ですね。」と仰っていただき、少しだけホッといたしました。青年部の先輩からは、「いろんなことが出来て、青年部のお茶会は本当に楽しいよね!」とお声かけいただきました。
 待合には、先日表彰頂きました淡交会青年部第55回全国代表者会議『優良青年部』の盾、ナショナルコンファレンス2016へ参加させて頂いた会員の持ち寄った、記念のお茶杓や火入れなどを飾らせて頂き、ご来場の皆様へ、感謝を込めてご報告させていただきました。
 色々な準備は、着物でのお茶会とはまた違った意味で大変でしたが、ちょっとクセになる楽しいひと時でした(^v^)。

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釧路青年部 「淡交会青年部表彰『優良青年部』受賞のご報告」

平成28年12月の開催されました淡交会青年部第55回全国代表者会議に於いて、私達釧路青年部は『優良青年部』に選出されるという栄誉を頂き、お家元より表彰盾及び副賞を授与頂きました。
 青年部表彰は2年に一度、青年部の活動について申請した資料を元に、総本部、大宗匠、お家元に御選出頂くもので、今回は2つの優秀青年部と5つの優良青年部が表彰されました(参考「裏千家ホームページ 行事だより」より)。
 釧路青年部は、平成26年より、親支部・学校茶道との三者合同茶会など、学校茶道の行事へ参加する機会を頂き、学校茶道の皆様と絆を深めることができました。その絆は、本年9月に釧路支部主幹にて開催されました第54回地区大会において、「ふれあい席」という場を頂き発揮することができました。学校茶道と青年部との連携に対しご評価頂いた結果、この度の表彰となりました。拝受した盾や小形部長より発表させていただいた活動内容は、青年部のお茶席等にてご報告させて頂きました。
 この様な名誉にあずかりましたことは、ご推薦頂きました國島幹事長先生、お導き頂きました親支部の先生方始め諸先輩方、学校茶道の皆様、淡交会青年部北海道ブロック長はじめ各支部青年部の皆様、また、地区大会に御列席賜りました皆様のおかげでございます。
 改めて深謝いたしますとともに、今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願いいたします。

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苫小牧青年部「チャリティー茶会」

日時:2016年11月13日
場所:苫小牧市文化会館大展示室
当日は朝方に雨が降りましたが、お茶会が始まる頃にはやみ、多くの方にお越しいただきました。茶会で用いたお茶杓は、今年卒業される先輩が会員研修で製作されたもので、『道の友』という銘のものを使わせていただきました。

IMG_5403展示には、ナショナルコンファレンスinいわきでの茶杓交換で苫小牧へやってきたニューヨーク出張所の茶杓と、他の会員が製作したお茶杓と銘を書いた短冊を飾りました。作った時の失敗や銘を考える大変さなどいろいろありましたが、飾られたお茶杓の銘には会員それぞれの想いが込められたものになっていたのではないかと思います。

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苫小牧青年部「七五三呈茶」

日時:2016年10月16日
場所:樽前山神社
七五三呈茶の日は天気もよく、参拝されたお子さんの着物や袴が映えるよい一日でした。
本殿横が待合となっており、お参りにいらしたお子さんとご家族にガールスカウトの子供たちがお茶とお菓子を運び、そのお手伝いを青年部会員が行いました。
参拝の皆様やガールスカウトの子達が大人になったとき、思い出の一ページになってくれればと思います。

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全国代表者会議の報告

IMG_5386 平成28年12月3日(土)・4日(日)ANAクラウンプラザホテル京都にて、第55回全国代表者会議・第46回ブロック代表者会議、部長予定者研修会が行われました。北海道ブロックからは、ブロック役員5名と来期部長予定者17名とL・T出向員2名の計24名が参加いたしました。
 第29期L・T出向員による呈茶席から始まり、今期、北海道ブロックより2名の関口千史さん、渡辺エリカさんが6度の研修を終え、自信に満ちた表情でお迎えされていました。
 また、会議は静寂の中、来期部長の皆さまも一同真剣な姿勢で会議に臨みました。
 会議の中で、坐忘斎御家元様から、次につながるような必要な失敗は、失敗を恐れず、チャレンジしてほしい。と、青年部活動に勇気を与えてくださるお言葉を頂戴いたしました。
また、青年部表彰では、21青年部がエントリーし、その中で、優秀青年部は、京都西青年部・高知青年部。優良青年部として、京都南青年部・米子青年部・釧路青年部が表彰されました。北海道ブロックから釧路青年部部長小形里美さんが皆さまの前で釧路青年部の活動報告を発表されまして、北海道ブロックの皆さんも喜びに包まれておりました。
 来期部長を務められる17名青年部の皆さんは、2日間の会議が終了するころには、少し緊張もとけておりました。
不安や心配な事もたくさん有ると思いますが、この代表者会議に挑んだ仲間と来期、頑張って行きましょう。2日間本当にお疲れさまでした。

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青楡 第52号

2016年12月13日
青楡 第52号

 近年はデータ化が進み、四つの青年部合同発行の「青楡」編集作業も効率的にやりとりができるようになりました。それでも顔を合わせて編集会議を行い、各青年部の活動がそれぞれのお世話になっている多くの方々にご覧いただけることに喜びを感じております。
 諸先輩方に築いていただいたこと、広告主および関係者の方にご協力いただきましたこと、深く感謝申し上げます。
 今後とも、変わらぬご指導を宜しくお願い致します。

■青楡52号.pdf

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リーダーシップトレーナー活動報告
                          
6回にわたる研修もついに最終回を迎えました。
LT活動の集大成ともいえる「全国代表者会議」での呈茶席。この日のために私たちはお道具・会場設営・茶菓花・展示の4グループに分かれ来る日も来る日も話し合いを行いました。特にここ1ヶ月はLINE電話会議やメールのやり取りなど、毎日深夜まで及ぶこともしばしばでした。

 そうして迎えた12月3日、本番。沢山のお客様をお迎えし、沢山のお言葉と笑顔をいただいきました。
また、御家元御一行をお迎えした際には、大変僭越ながら私が展示のご説明をさせていただきました。
緊張のあまりきちんと説明ができていたか不安ですが、御家元は大変優しく、ひとつひとつ丁寧にご質問され耳を傾けて下さいました。お席でも席主を務めた代表幹事に御家元自ら優しい言葉を掛けて下さっていました。

 今回私たちの呈茶席のテーマは「還る」。これには沢山の願いが込められています。今年は東日本大震災復興支援のため初のいわき開催となった「ナショナルコンファレンスinいわき」が6月に、そして11月には全国委員の方を中心に有志を募った熊本地震復興支援「貫道」プロジェクトがございました。私たちLTも微力ながらお手伝いをさせていただき、震災復興への想いとそれを風化させず継続していくことの必要性を改めて感じました。被災された方があるべき場所へ還れますように、元の生活に還れますように、という想いを込めた「還る」。そして、私たちが初心に還って自分を見つめ直す、という想いを込めた「還る」。その想いがお茶を通じて皆さまに感じていただけたら大変幸いです。

 「リーダーとは何か?」これがこの1年間のテーマでした。沢山のリーダー像、リーダーの条件があるかとは思います。しかし、最終研修で関根秀治副理事長はリーダーの条件とはただ一点。それは「情熱」だとおっしゃられました。人を動かすのは人の気持ちである、と。今回、多くの研修や行事を通し沢山の方と接し、沢山の情熱や優しい気持ちに触れました。その情熱に触れる度に感動し、優しい言葉を掛けていただく度に私も頑張ろうと思いました。そして、LTの仲間からも多くのことを学びました。どんなに忙しくても一言も愚痴を言うことなく、優しく笑顔で皆が皆をフォローし、そして終わった後には「楽しかったね」と言える。そんな清々しい気持ちになれること、それが分かったら次もその人についていこう、皆で頑張ろうという気持ちになりました。今期LTは自分も含め最初は決して積極的な方ばかりではなかったし、個性がぶつかることもしばしばありました。しかし、そういった情熱に触れたり、優しい心遣いに触れたりしていく内に変わっていくことができました。

 御家元が最初の研修でおっしゃられていたことがあります。「沢山の引き出しを作りなさい」と。整理されていなくてもいいから色んな引き出しを作りなさいと。今思うと引き出しとは知識ではなく心の豊かさではないかと感じています。心を豊かにして人々に接すること、豊かな心から発信された優しさや情熱は伝播し、大きな力となります。

 この研修を通じ、本当に多くのことを学ばせていただきました。最後になりましたが、かけがえのない貴重な経験をさせて下さった御家元をはじめ総本部の皆さま、幹事長先生、師匠の先生、1年間私を支えてくれたすべての皆さまに心から感謝申し上げます。
第29期L.T出向員 関口 千史

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札幌第一青年部「天使の園訪問」


三位一体小雪がちらつく10 月30 日(日)、札幌第一青年部は北広島市にある聖母会児童養護施設「天使の園」を会員24 名で訪問いたしました。訪問を始めてから30 回目となる今年は、幼児、小中学生、引率者合わせ約50 名と多くの方が行事に参加してくださいました。

体育館の中央に設営したホワイトボードと机をお床に見立て、小林太玄老師筆「時雨洗紅葉」の短冊を掛け、花入にはオレンジ色のジャック・オ・ランタンバケツを使用し、黄色く色づいた照り葉と花を入れ、カボチャなどでハロウィン一色の飾りつけをしました。お菓子もハロウィンにちなんだもので揃えました。

最初にデモンストレーションとして、更好棚を使った薄茶点前を子供にも分かりやすくナレーション付きで披露いたしました。会員が正客となり、次客、三客は園生が参加し、一緒にお床の拝見を行ってから席入りしていただきました。園生がお客をしていることもあり、子供達はお点前の様子を真剣に行儀よく見ていました。

点前その後、「真・行・草」三種類のお辞儀の違いや使う場面を説明しながら、3 名の会員が角度の違いを分かりやすく実演し、子供たちと一緒にお辞儀の練習を行いました。そしてようやく子供たちが楽しみにしている青年部によるお呈茶です。今回用意した主菓子が少し柔らかかった事もあり、子供達は菓子鉢から黒文字でお菓子をとる所作にとても苦戦していましたが、ハロウィンらしいかぼちゃ
餡の主菓子は見た目もお味も大変好評でした。笑顔溢れるとても楽しいお呈茶となりました。
最後に4 グループに分かれ、お茶を点てる体験を行いました。5 名ずつお茶を点てる亭主役とお茶を頂くお客役に分かれお互いにお茶を点てあいます。お菓子の取り方、お茶を頂く前の挨拶などを教えました。交互にお茶を点てた後、2 回目にチャレンジする子供が沢山いたり、それを何服も頑張って飲み干す先生。お茶を出す時に茶碗をぐるぐる回したり、お茶を頂く前に隣の人に挨拶する事を忘れて慌てたり、わいわい騒ぎながらも参加者皆とても楽しんでいるようでした。

グループによっては時間に余裕があったので、お辞儀の練習を行なったりもしました。今年は、学生をはじめ若年層の会員参加が多かったこともあり、親近感を持って園生と交流することができ楽しい一日となりました。
副園長から最後にいただいたご挨拶で、過去にこの行事に参加し、18 年前に卒園した子供が丁度この日の朝来園していたことをお話しくださいました。この卒業生は青年部の茶道教室が今も続いている事に大変驚いていたそうです。この行事がきっかけで、現在もお茶の活動に参加していると、とても嬉しいお話を伺いました。
青年部にとっては数ある年間行事の一つですが、園生にとっては日本文化・茶道に触れる貴重な経験をする大切な場であることを改めて認識しました。今後も1 回でも多くこの行事が継続できるように活動していきたいと思いました。

豢サ蜍募ア蜻・syuugou

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