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札幌第二青年部「第50回裏千家青年研修会に参加して」

札幌第二青年部「第50回裏千家青年研修会に参加して」

平成29年7月20日(木)から22日(土)までの3日間、第50回裏千家青年研修会に参加して参りました。
初日のお家元からのご挨拶では、暑く慣れない環境での稽古で無理をしないことと、手順や所作だけにとらわれず、お稽古ができる背景の大切さに気付く3日間になるようにとお話されました。
今回は全国の各青年部より75名が集まり、お稽古では毎回5~6名ずつ13の教場に分けられ、各業躰先生から実技指導を受けました。毎回違う空気感の中でのお稽古で、和やかさと緊張感と両方に包まれ、非常に恵まれた贅沢な時間でした。
毎日の稽古のほか、別途自分の所属する班でのグループ討論や懇親会を通して多くの参加者と触れ合う機会がありました。
グループ討論では、「学校茶道との連携を強め、青年部の魅力をPRしよう」をテーマに話し合いました。札幌第二青年部では毎年学校茶道と合同茶会を開催していますが、学生との接点が全くない青年部や、青年部に「学校茶道交流委員会」といった委員会を設置している青年部など様々でした。
毎日早朝からの稽古で、観光などゆっくりする時間はありませんでしたが、3日間苦楽を共にした参加者のみなさんとは絆が深まりました。たった3日間でなにが変わるのか、と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、行った人にだけわかる、日常生活ではなかなか得られることのない充足感がありました。
この研修は、青年部員が一生に一度しか参加できない研修会です。参加にあたり茶歴や茶名の有無は関係あらず、部員であれば誰でも参加できます。私のような役のない部員から、部長をなさっている方や、「来年卒業なので、最後に記念に…」という方も何人かいらっしゃいました。もし少しでも参加したい気持ちがあれば、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
20170803212150


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